今回は、埼玉県深谷市で開催された 「おかべコスモス祭り2025」 の花火大会と、駐車場や観光の様子について紹介したいと思います。
昨日、実際にお祭りに参加してきました。
深谷市では毎年「おかべコスモス祭り」が行われ、花火とコスモスの共演を楽しめるほか、ステージではダンスや演奏などさまざまなイベントが催され、地元の方だけでなく外から訪れる人も楽しめるお祭りになっています。

私たちは、もともと深谷市のゆるキャラ 「ふっかちゃん」 が好きで、その観光も兼ねて今回訪れました。

アクセスと駐車場について
会場へは電車でも行けますが、アクセスがやや不便な場所にあるため、今回は車で訪れました。
おかべコスモス祭りは朝からイベントが盛りだくさんで、メインの花火大会は18時30分スタートですが、朝7時頃からすでに無料駐車場は混み始めるようです。
大会本部の周辺には無料駐車場が 5か所ほど に分かれており、現地に行かないと空き状況が分からない点が少し複雑です。
私たちが到着したのは 午後2時頃。
その時点で、無料駐車場の大半はすでに満車に近い状態でした。

ただし、午前中だけお祭りを楽しんで帰る人も多いため、少し待っていると車がぽつぽつと出ていき、タイミング次第では駐車可能です。
場所によっては数台が順番待ちしていることもあり、まさに「満車ギリギリ」という印象でした。
都市部など来場者が多い年は午後には厳しい状況ですが、比較的空いている年であれば昼過ぎでも運良く停められる可能性があります。
有料駐車場の状況
近隣には有料駐車場もあります。
たとえば、埼玉工業大学の駐車場 は1台あたり2,000円。

料金はかかりますが比較的空いており、午後2〜3時でも半分程度の空きがありました。
また、岡部中学校の臨時駐車場(1回2,000円・約400台) も設けられており、午後3時頃でも100〜200台ほどの空きがある印象でした。
一方で、無料駐車場はどこもほぼ埋まっており、ギリギリでの空き待ち状態でした。
道の駅おかべと「ふっかちゃん」グッズ
お祭りのほかに、今回は 「道の駅おかべ」 にも立ち寄りました。

会場と道の駅の間は無料のシャトルバスが運行されており、岡部駅からもアクセス可能です。
道の駅の駐車場も混雑していましたが、回転が早く比較的入りやすい印象でした。
この道の駅は、なんといっても 「ふっかちゃんグッズ」の充実度が魅力。

ここでしか手に入らない限定アイテムが多数並び、ふっかちゃんファンにはたまらないスポットです。
さらに、地元野菜の直売コーナーも充実しており、

特産の 深谷ねぎ がさまざまな品種で販売されています。
価格も手頃で、お土産としてもおすすめです。
食事と館内の楽しみ
併設のレストランで食事も楽しみました。

今回は名物の 「煮ぼうとう(煮込みうどん)」 を注文。

深谷ねぎの天ぷらが添えられており、驚くほど美味しく、
地元の味をしっかり感じられる満足度の高い一品でした。

レストランでは料理だけでなく、割り箸の袋にも注目。
そこにはフッカちゃんと、1万円札の肖像でも知られる 渋沢栄一 のイラストが描かれており、
細部まで深谷らしさを感じられる工夫が施されていました。
深谷市は渋沢栄一ゆかりの地ということもあり、渋沢栄一グッズも豊富。

食後に再びお土産コーナーをのぞくと、地元限定のグッズが多数並び、
思わずいくつも購入してしまいました。
カフェ・グルメ・お土産の充実度
道の駅内には ジェラート屋さんやピザ、グリル、ビュッフェスタイルのレストランなど、
食の選択肢がとても豊富です。

ジェラートは地元食材を活かした個性的なフレーバーが多く、試してみる価値あり。
さらに、フッカちゃんラベルの日本酒なども販売されており、見ているだけでも楽しい空間です。

花火会場へのウォーキング
お腹を満たしたあとは、夜の花火大会へ向かいました。
食後ということもあり、シャトルバスを使わず、徒歩で約30分のウォーキングを選択。
道はしっかり整備されており平坦で、非常に歩きやすいです。

東京のようにアップダウンが多い道とは異なり、
まっすぐで開けた田園風景の中を進む道は、軽い散歩にちょうど良い心地よさでした。
時間に余裕がある方は、ぜひこのルートでのんびり歩いてみるのもおすすめです。

夕方になると、駐車場はどこもほぼ満車。
特に注意したいのは、岡部エリアは街灯が少なく、夜になると非常に暗いという点です。
田んぼに囲まれた地域なので、日が暮れると方向感覚を失いやすく、無料・有料駐車場の場所が非常に分かりにくくなります。
地元の方であれば慣れていると思いますが、初めて訪れる場合は必ず明るいうちにナビを設定して到着しておくのがおすすめです。
実際、暗くなってから駐車場を探す車が多く、道に迷ってパニックになっている様子も見られました。

私たちは時間の関係で駐車場から花火を観覧しましたが、ギリギリに到着しても空きが出るタイミングがあり、運が良ければ無料駐車場に停められることもあります。
ただし、夜の混雑は想像以上なので、明るいうちに現地入りしておくのが断然おすすめです。
花火大会の雰囲気
メイン会場はものすごい活気で、出店は50軒以上。
地元グルメやローカルフードも多く、私は炭火で焼いた秋刀魚の塩焼きをいただきました。
炭火の香ばしさと脂ののった秋刀魚が最高で、まさに秋の味覚そのもの。

こうした素朴で温かみのある屋台が並ぶのも、この祭りの魅力だと思います。
ステージ前はかなり混雑しており、良い場所を取りたいなら昼頃には到着しておくのが理想です。
もし快適に見たい場合は、4人席で1万円の有料観覧席を利用するのも一つの方法。

こちらは思ったより空いていたので、ゆったり観覧したい方にはおすすめです。
トイレと観覧の注意点
夜になるとトイレが非常に混雑します。
隣接する公民館のトイレが開放されていますが、特に女性用は100人近くが並ぶほどの長蛇の列。
少し離れた公園のトイレを使う方がスムーズな場合もあります。
また、夜間は交通規制もあり、車での移動は困難になるので、徒歩圏内で行動するのが安全です。
花火の見応えと見方の工夫
花火はやや低めに上がりますが、打ち上げ音と光の迫力は抜群で、間近で見るとかなりの臨場感。
メイン会場付近は人が密集しますが、少し離れた場所や車の中から観覧している人も多く、
落ち着いて見たい場合は距離を取って楽しむスタイルもおすすめです。

私たちは混雑を避けるため、花火が完全に終わる前に撤収しましたが、
帰りの渋滞を避けたい方は、このようにラスト直前に離脱するのも良い判断だと思います。
花火・コスモス・地元グルメ、そしてふっかちゃん。

深谷の魅力がギュッと詰まったこの「おかべコスモス祭り」は、
昼から夜まで一日楽しめる、本当に温かいイベントでした。
機会があれば、ぜひ皆さんも訪れてみてください。




