池袋東口にヨドバシカメラが誕生。家電量販店激戦区がさらに面白く
2026年6月30日、池袋駅東口に「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」がオープンしました。
このニュースを初めて見たときは、正直かなり驚きました。というのも、池袋東口周辺は以前から国内有数の家電量販店の激戦区だからです。ビックカメラ本店をはじめ、ビックカメラ パソコン館やソフマップが集まり、西口へ行けばLABI池袋本店が営業しています。
さらに中古ショップのじゃんぱらなども点在しており、新品から中古まで幅広く比較しながら買い物ができる環境が整っています。近年は秋葉原ほど話題になることは少なくなったものの、実際に歩いてみると家電やPC関連ショップの密集度は非常に高く、目的の商品を比較検討するには非常に便利なエリアです。そんな場所へ国内最大級のヨドバシカメラが出店するということで、家電量販店同士の競争はさらに激しくなり、利用者としては非常に楽しみな出来事でした。
西武池袋跡地に誕生。駅直結ならではの圧倒的な利便性
今回オープンしたマルチメディア池袋は、長期間改装工事が続いていた旧西武池袋本店の一角に入っています。実際に訪れてまず感じたのは、アクセスの良さです。西武線からはもちろん、池袋駅地下通路とも直結しているため、雨の日でもほとんど外へ出ることなく店舗へ到着できます。
また、駐車場からエレベーターで店舗へ向かう動線も整備されているため、車で訪れても雨に濡れることなく買い物ができます。都市型店舗としては非常に完成度が高く、天候に左右されず利用できる点は大きな魅力だと感じました。
一方で、隣には西武百貨店のブランドショップや高級店が並んでおり、そのすぐ横で大型家電量販店が営業しているという光景は少し不思議な印象です。高級ブランドと家電量販店が隣り合う空間は、他のヨドバシカメラにはあまり見られない特徴かもしれません。

オープン直後ということもあり、店内は驚くほどの混雑
私が訪れたのはオープン直後だったこともあり、店内は想像以上の混雑でした。駅直結という立地もあって人の流れが途切れることはなく、フロアによっては移動するだけでも時間がかかるほどです。SNSでは、テレビゲームやトレーディングカードなど、一部の商品を目的とした来店者や転売目的と思われる人が多かったという話題も見かけました。
私が訪れたタイミングでも、人気のぷくぷくシールのような商品が「お一人様1個まで」の数量限定販売となっており、その売り場には30〜40人ほどの行列ができていました。オープン直後ならではのお祭りのような雰囲気があり、単なる買い物というよりイベント会場のような賑わいです。

ただ、その一方で店舗全体の構造は秋葉原や新宿などにある大型ヨドバシカメラと大きく変わるわけではなく、売場構成も非常にオーソドックスでした。最先端の新しい店舗というよりは、「いつものヨドバシカメラが池袋にもできた」という印象が強く、初めて訪れても迷うことなく買い物ができる安心感があります。
工具やプラモデルも充実。Apple製品のセールも非常に魅力的
店内を歩いていて少し面白いと感じたのは、家電売場の途中にイタリアの工具メーカー「USAG」のブースが設けられていたことです。さらに欧米の高級輸入家電ブランドやプラモデル関連売場にも比較的力が入っており、一般的な家電量販店とは少し違った楽しさがありました。また、期間限定ではありますがApple製品のセールがかなり積極的に行われていました。

最近はMacBookシリーズも値上げが続いていますが、例えばApple直販価格27万8,800円のMacBook Airが21万4,800円で販売されており、約23%引きというかなり大きな値引きです。そのほかにも複数のMacBook Airが18〜23%程度割引されており、Apple製品としてはかなり珍しい価格設定になっていました。こうした目玉商品を目的に来店する人も多く、店内の盛り上がりを後押ししているように感じます。

池袋へ立ち寄るなら、一度は覗いてみる価値のある大型店
近くに秋葉原や新宿など別の大型ヨドバシカメラがある方であれば、この店舗だけを目的に遠方から訪れる必要はないかもしれません。しかし、池袋を普段利用する方や沿線に住んでいる方にとっては、新たな選択肢が増えた意義は非常に大きいと思います。池袋はもともと家電量販店同士の価格競争が激しい地域ですが、そこへヨドバシカメラが加わったことで、さらに価格競争やセールが活発になる可能性があります。
家電だけでなく、パソコンやカメラ、プラモデル、工具、輸入ブランド製品まで幅広く見て回れるので、買い物をしなくても十分楽しめる店舗でした。今後オープン記念セールが落ち着いたあとも、池袋の家電量販店巡りの新しい定番スポットとして、多くの人に利用される店舗になりそうです。