クルマ

BMWUSB接続で、iPhoneの古い「iTunes Radio」がプレイリストに表示され続ける問題を解決した方法

BMWにiPhoneをUSB接続して音楽を聴いている方の中には、iDriveのプレイリスト一覧へ、現在のiPhoneには存在しない古い項目が表示され続けることがあります。

私のBMWでは、自分で作成した正常な音楽プレイリストに混ざって、次のような項目が表示されていました。

  • ラジオ:01 Apple Music 1
  • ラジオ:02 ヒッツステーション – 2015年7月14日
  • ラジオ:03 地獄でなぜ悪い(オルゴール)ステーション
  • ラジオ:04 J-Popステーション – 2015年7月14日

使用車両は2014年式BMW F80 M3で、ナビゲーションはNBT世代です。

問題の項目には2015年の日付が付いていました。当時、一度間違ってタップしただけと思われるiTunes Radioのステーションが、約10年後の現在まで残り続けていたのです。

私はその間にiPhoneを何度も買い替えています。そのたびにバックアップから新しいiPhoneへ移行しているため、古いデータがApple Account、iCloud、iPhoneのバックアップ、あるいはBMW側のどこかへ引き継がれた可能性がありました。

表示されるだけではなく、iDriveが操作不能になる

古いラジオ項目は、単に一覧を汚すだけではありませんでした。

たとえば「Apple Music 1」を選ぶと、次の画面に、

  • iTunes Radio-1
  • iTunes Radio-2

という不可解な選択肢が表示されます。

どちらかを選択すると、BMW側には「不明なアーティスト」「不明なアルバム」「不明なトラック」「0/0」と表示され、再生が完全に停止します。

一度この状態になると、iDriveを再起動しても正常な曲へ戻れないことがありました。最終的には、iPhoneをセンターコンソール内のUSB端子から抜き、接続し直さなければ復旧できません。

最新のApple Musicでは正常に扱えない、旧iTunes Radio時代の情報だけがプレイリストとして残っているように見えました。

通常の方法では削除できなかった

最初は、Apple Musicの履歴やアカウント同期が原因だと考えました。

そこで、次の操作を試しました。

  • ミュージックアプリ内のライブラリを確認
  • 再生履歴や「最近再生した項目」を確認
  • Apple Musicの別のラジオを何本も再生
  • ラジオを再生した状態でBMWへUSB接続
  • 「メディアと購入」から一時的にサインアウト
  • ミュージックアプリを削除して再インストール
  • iPhoneを再起動
  • 機内モードでBMWへ接続
  • BMWとのBluetooth登録を削除
  • iDriveを再起動

しかし、2015年のステーションは消えませんでした。

新しいラジオを再生すると、一番上の「Apple Music 1」の日付だけが「昨日」に変化しました。つまり、BMWへ渡されるラジオ情報の一部は更新されています。それでも、残りの古い3件は上書きされません。

また、Apple Accountからサインアウトしても一覧が残ったことから、接続のたびにAppleのサーバーから取得しているだけではないことも分かりました。

ここから先は、一般的な設定変更ではなく、iPhoneから車載機器へ公開されているメディア領域を直接調べることにしました。

有料追記

もう少し深く知りたい方へ

具体的な削除した方法を公開します。車種、年式、ナビのバージョン、iPhoneの型式やバージョン、アップデートの有無など様々な影響が考えられるので、必ず消えるわけではありません。 公開時点での有力な削除方法の例です。

ちょっとした備考や個人的な話など、有料で続きをお読みいただけます。

この先 6,358文字 画像0枚

会員登録やパスワードは不要です。メールアドレスで購入を復元できます。