グルメ・嗜好品

紅茶マニアは、なぜブレンドティーを嫌うのか?

紅茶を長く飲んでいると、いつの間にか「ブレンドティーを飲まなくなる時期」があるように思います。もちろん全員がそうなるわけではありませんが、少なくとも私はそうでした。最初はスーパーで売っているティーバッグを喜んで飲んでいたのに、気がつけば「どこの茶園なのか」「いつ摘んだものなのか」「どのロットなのか」といったことばかり気にするようになり、ブレンドされた紅茶を何となく一段下に見るようになってしまったのです。

ところが、さらに何年もお茶を飲み続けていると、今度は逆のことが起きました。久しぶりにリプトンのイエローラベルを飲んで、「あれ、これ、よくできているな」と思う。日東紅茶の普通のブレンドを飲んで、「この価格で毎回この味を出せるのはすごい」と感じる。高級な単一茶園のお茶を知らなかった頃に戻ったわけではありません。むしろ一通り通過したからこそ、以前は見えていなかったものが見えるようになった気がします。

これは、同じ頃にハマっていたワインでも似ていました。手頃なチリや南アフリカのワインから始まり、ボルドーへ行き、最後にはブルゴーニュの生産者や畑にまで細分化されていく。そして一周すると、また3,000円台のボルドーを飲んで「これで十分どころか、異常においしいじゃないか」となる。この現象はいったい何なのでしょうか。今回は、自分のお茶遍歴を振り返りながら、少し考えてみたいと思います。

紅茶はだいたい、安いブレンドから始まる

私が紅茶を飲み始めたのは、1990年代後半、小学生の頃でした。当時よく買っていたのが、ジャンナッツのアールグレイ100ティーバッグです。カルディのオンラインストアで確認すると税込1,285円ですが、私の記憶では、当時は350〜380円程度で投げ売りのような価格になっていました。セイロンが青い箱、アールグレイが赤い箱で、小学生の小遣いでも普通に買える値段だったのです。

しかも100袋入っています。小学生にとって、これはかなり重要でした。紅茶の産地や茶園なんて知りませんし、ベルガモットが何なのかもよくわかっていません。それより「こんなにたくさん入っている」ということ自体がうれしいのです。お湯を沸かしてティーバッグを入れるだけで、毎日香りのある飲み物が飲めるというのが面白かったのだと思います。

そこからトワイニングのような、当時の自分には少し高級に感じる紅茶を買うようになり、そのうちルピシアなどでリーフティーを飲むようになりました。ティーバッグから茶葉になり、量を測って、ポットで蒸らすようになります。これだけでも世界が一段広がったように感じるんですよね。今考えるとかわいい話ですが、「ティーバッグではなく茶葉から淹れている」というだけで、ずいぶん本格的なことをしている気分になったものです。

20代前半になると、マリアージュ フレール、フォション、ダマンフレール、TWGなどにハマりました。今度は味だけではなく、ブレンドの名前や香り、缶のデザインまで含めて楽しむようになります。花や果実の香りが重なった紅茶を飲んで、「紅茶にはこんな世界があるのか」と驚きました。この頃までは、ブレンドティーやフレーバーティーを避けるどころか、むしろそういうものを積極的に探していたのです。

マニアになると「産地」がどんどん狭くなっていく

ところが20代後半になると、少し様子が変わります。ダージリンなら「ダージリン」という名前だけでは物足りなくなり、どこの茶園なのかを見るようになります。キャッスルトン、マーガレッツホープ、タルボ、タールザムといった名前が気になり、ファーストフラッシュなのか、セカンドフラッシュなのかを確認する。そして同じ茶園、同じ季節でもロットが違えば別の商品として出てくるので、今度は「どのロットなのか」まで知りたくなります。

こういう世界がわかりやすいのが、リーフルダージリンハウスや、ティーマーケット ジークレフのような専門店です。例えばリーフルの2026年セカンドフラッシュの品揃えを見ると、「キャッスルトン農園 Muscatel EX-26」と「キャッスルトン農園 Muscatel EX-27」が別々に並んでいます。同じキャッスルトン、同じ年の夏摘みでも、一つの「キャッスルトンの紅茶」としてまとめていないのです。その隣には「マーガレッツホープ農園 Muscatel DJ-225」などがあり、茶園名だけでもずいぶん賑やかな世界になります。

ジークレフにも、2026年の「スノービュー農園 DJ-98 FTGFOP1 Golden Bloom」と「スノービュー農園 DJ-101 FTGFOP1 Golden Tippy」という商品があります。知らない人が見れば、何かの製品型番のようですよね。しかし興味を持ち始めると、この長い名前が情報の塊に見えてきます。同じスノービューでも、DJ-98とDJ-101は違うロットで、それぞれ別の特徴を持つお茶として選ばれている。「ダージリンが飲みたい」ではなく、「今年のスノービューの、あちらのロットを飲んでみたい」という話になるわけです。

ただし、こうしたロット番号は畑の地番ではありませんし、番号が大きいほど高級という意味でもありません。茶園、収穫期、製造ロット、畑の区画は、それぞれ別の単位です。それでも、情報を一つずつ追えるようになると面白いんですよね。それまで一枚の絵として眺めていたものに近づいて、細かな筆遣いまで見えてくるような感覚があります。

そして人間は、一度違いが見えるようになると、もっと細かく見たくなります。アッサムでもセイロンでも同じですし、そのまま台湾茶や中国茶へ進むと、高山茶の産地や品種、製茶した人、白茶の原料や製造年、プーアル茶の山や保管状態まで気になり始めます。このあたりから私は、単に「おいしいお茶を飲みたい」だけではなく、「この茶葉がどこから来たのかを知りたい」と思うようになっていました。そして、おそらくここが、ブレンドティーを避けるようになる入口だったのです。

岩茶まで行くと、今まで飲んでいた紅茶が偽物に見えてくる

私の場合、決定的だったのは中国茶、とくに武夷岩茶でした。正岩の肉桂や水仙で、特級などの名前が付いた上質なものを追いかけるようになると、それまで紅茶で感じていた産地や作り方への興味が、さらに強くなりました。同じ肉桂でも香りや余韻が違い、焙煎の印象も違う。少量の茶葉を何煎も淹れながら、その変化を追いかける時間そのものが楽しくなってきます。

さらに鳳凰単叢へ行くと、古樹や単株という言葉が気になり始めます。一本の樹から作られた茶にまでこだわる人がいるのですから、ほとんど一つの農産物の履歴を追いかける世界です。ただ、単株だから自生しているとか、古樹だから無農薬だということにはなりません。樹の由来、樹齢、栽培方法、製茶した単位は別の話です。それでも当時の私は、そういう情報が増えるほど「より本物に近づいている」ように感じていました。

ここまで来た頃は、かなり視野が狭くなっていたと思います。それまで好きだった紅茶ブランドのブレンドやフレーバーティーまで、「結局、いろいろ混ぜて香りを付けたものではないか」と感じるようになりました。もちろん、紅茶同士をブレンドすることと、アールグレイのように香りを加えることは別の技術です。しかし、その違いまでひとまとめにして、「茶葉だけでこれだけ香る中国茶のほうが本物だ」と考えてしまっていたのです。

今思えば、味の違いを楽しんでいるうちはよかったのですが、途中から「出自が細かくわかるものほど上」という判断に変わっていました。茶園名があり、ロット番号があり、作り手の名前があり、さらに一本の樹の話まである。そういうお茶に対して、複数の産地を組み合わせたブレンドは、何となく説明が足りないものに見えてしまいます。実際には、ブレンドにも原料選びや調合の情報があるのに、自分が知りたい種類の情報ではないから、価値を感じにくくなっていたのでしょう。

つまり、嫌っていたのは必ずしもブレンドの味ではありませんでした。自分がようやく見分けられるようになった茶園や品種の違いを、混ぜずに確認したかったのだと思います。それ自体は楽しい飲み方です。ただ、その楽しみ方に合わないお茶まで「偽物」に見えてしまったところが、当時の私の狭さだったのです。

これはワインでも、ほぼ同じことが起きる

この現象は、同時期にハマっていたワインでもよく似ていました。最初はチリや南アフリカの手頃なワインを飲んで、「おいしいな」と思っている。それがボルドーへ行き、村やシャトーの名前が気になり、ブルゴーニュへ進むと、今度は畑と生産者の組み合わせを追いかけるようになります。同じ畑名でも造り手が違えば別のワインとして見たくなる感覚は、同じダージリンでも茶園やロットを分けて飲みたくなることに近いと思います。

例えば、ドメーヌ・ポンソのClos de la Roche Grand Cru Cuvée Vieilles Vignesや、ルネ・ルクレールのような生産者。味だけでなく、その人がどこの畑を持ち、どの畑を耕し、どこまで自分で造っているのかを知りたくなります。葡萄を育て、選果し、醸造し、瓶詰めするところまで一人の作り手につながっている。そういう姿に、「これこそ本物だ」と感じる時期がありました。

ただ、少し掘ると、ブルゴーニュの実態は「自社畑を持つドメーヌ」と「他人の葡萄を買うネゴシアン」の二択ではありません。畑を所有していることと、その畑を耕していることは別だからです。借りた畑でも、借り手が栽培から収穫、醸造まで手がけることがあります。土地を持っていないから作り手の関与が薄い、という単純な関係ではありません。

この話で出てくるのが、メタヤージュです。日本語では分益小作などと説明され、土地を借りて耕作する代わりに、収穫物などを一定の割合で所有者と分ける仕組みです。単に出来上がったワインを仕入れて、自分のラベルを貼ることとは違います。土地の持ち主と、葡萄を育ててワインを造る人が別であるだけで、畑仕事そのものは借り手が担っているわけです。「自社畑ではない」という言葉だけでは、実際に誰がどの仕事をしたのかはわからないのです。

自分が本当に知りたかったのは、土地の所有権ではなく、「誰がどう育てて、どう造ったのか」だったはずです。それなのに、いつの間にか「自社畑なら上、借りた畑なら下」「ドメーヌなら本物、ネゴシアンなら一段落ちる」という、わかりやすい分類へ置き換えてしまう。私自身、そういう見方をしていた部分があります。

そもそも、ネゴシアンだから必ず複数産地を混ぜるわけでもありません。買い葡萄から特定の畑の個性を表現することもありますし、逆に自分の畑を持つ生産者でも、複数の区画や仕込みを組み合わせて一本のワインを完成させます。「原料を買うか、自分で育てるか」と「混ぜるか、分けて出すか」は別の話です。お茶でもワインでも、この別々の話を一つにまとめてしまうと、いつの間にか味ではなく、ラベルから想像した“純粋さ”を飲むようになってしまうのだと思います。

一周すると、なぜかリプトンや日東紅茶へ戻ってくる

そして一通り飲んで、熱が少し落ち着くと、昔飲んでいた大衆的な紅茶へ戻ってきます。久しぶりにリプトンのイエローラベルを飲むと、「これ、ちゃんとおいしい」と思う。リプトンはケニア産茶葉を中心にしたブレンドを説明していますが、改めて飲むと、その香りや紅茶らしい力強さが気持ちいいのです。以前なら「どこの茶園かわからない」で終わっていたものを、今度は完成した一杯として見られるようになりました。

日東紅茶にも同じことを感じます。例えば「デイリークラブ」は、スリランカやインドなどの茶葉を使い、日本の水に合わせたブレンドを特徴にしています。こういうものを以前は「どこにでもあるティーバッグ」としか見ていませんでした。しかし、毎日飲む紅茶として考えると、香りやコクが一定の方向にまとまり、手軽に淹れられて、価格も抑えられている。その条件を同時に満たしていること自体が、かなり立派な仕事なのだと思います。

ただマグカップで紅茶を飲みたい日もあります。そのときに、手頃なティーバッグがきちんと役割を果たしてくれる。これは「安いわりに我慢できる」という話ではなく、その場面では積極的にそれを選びたいということです。

ワインでも同じでした。ブルゴーニュの畑や生産者を追いかけた後で、3,000円台のボルドーのクリュ・ブルジョワを飲んで、「これ、異常に完成度が高いな」と思うことがあります。もちろん、数万円のワインと同じ香りがするという意味ではありません。でも、夕食に合わせて一本開けるという楽しみ方なら、何の不満もないどころか、十分にうれしいのです。

以前の私は、嗜好品を一本の直線の上に並べようとしていたのだと思います。普通、高級、最高級と並べ、その先に単一茶園や古樹、特別な畑のワインがある。しかし実際には、目指しているものが違います。珍しい個性を探すことと、毎日気持ちよく飲めることは、どちらが上かという関係ではありませんでした。

ブレンドは「混ぜ物」ではなく、安定した味を作る技術だった

ここまで来ると、最初に避けていたブレンドティーの見え方が変わってきます。茶は農産物なので、天候や収穫時期、製造条件によって風味が変わります。それなのに、私たちはいつもの紅茶を買うと、ある程度「いつもの味」を期待できます。冷静に考えると、こちらのほうが不思議です。毎年違う原料を使いながら、同じ名前の商品として違和感なく飲めるようにしているのですから。

英国の茶業団体も、ブレンドの仕事を、季節や天候で変化する茶葉から、銘柄ごとの品質や個性を保つためのものとして説明しています。リプトンも、日本向けの紅茶ではマスターブレンダーが原料の状態を見ながら調整し、日本の水や好みに合わせているとしています。つまり、何でも混ぜれば安定するわけではありません。香り、渋み、コク、水色などを見ながら、どれを選び、どのくらい組み合わせるかを判断する人が必要なのです。

そして、ここで少しおもしろいことに気づきます。私たちが単一茶園のお茶を探すときに頼っているリーフルやジークレフも、生産者そのものではなく、茶葉を見極めて届ける専門店です。リーフルは、品質のよい時期に現地でテイスティングを行い、茶園側とやり取りしながら茶葉を選ぶことを説明しています。オカイティやサングマには、長い関係の中から「ヤマダバリ」と呼ばれるエリアも生まれています。単に棚に並べるだけではなく、どの茶を作り、どれを日本へ持ってくるかというところから関わっているのです。

つまり、「生産者との距離が近いお茶を飲んでいる」と感じられる背景にも、間に立つ人の仕事がありました。膨大な茶葉をすべて自分で飲み比べ、農園と交渉して輸入するのは、普通の飲み手には難しいことです。茶園の個性を残して届ける人もいれば、複数の個性を組み合わせて届ける人もいる。最終的な商品の作り方は違っても、良い原料を見抜くという仕事の重要さは共通しています。

もちろん、大手が作れば何でも高品質になるという話ではありません。価格を優先した結果、物足りなく感じるブレンドもありますし、単一茶園でも驚くほど完成度の高いお茶はあります。ただ、「混ぜているから劣る」「仲買人がいるから本物ではない」という見方では、どちらの仕事も正しく見られないのだと思います。産地を狭く示すことにも、広い選択肢から組み合わせることにも、それぞれ別の難しさがあります。

結局、「なぜ紅茶マニアはブレンドティーを嫌うのか?」という問いへの私なりの答えは、お茶を深く知ろうとすると、一度は「違いを混ぜずに確かめたい」という方向へ進むからなのだと思います。茶園を知り、品種を知り、ロットを知るほど、その違いをはっきり感じたくなる。それはお茶の楽しみ方として自然ですし、今でも私の好きな飲み方です。ただ、その楽しさと、ブレンドの価値を低く見ることは、本来別の話でした。

正岩の肉桂をゆっくり飲みたい日もあれば、特定茶園のダージリン・セカンドフラッシュを丁寧に淹れたい日もあります。その一方で、朝はイエローラベルが飲みたい日もあります。高いものを卒業して安いものへ戻った、という話ではありません。高いものしか認められなかった頃より、単純に好きなものが増えたのだと思います。

小学生の頃、100袋入りのジャンナッツを買ってうれしかったのは、毎日何杯も紅茶が飲めるからでした。その後に茶園やロットや作り手を知って、ずいぶん遠くまで来た気がしますが、結局、お茶を飲んでうれしいというところは変わっていません。今は、特別な一杯を作る人の仕事も、毎日の一杯を安定して作る人の仕事も、以前より面白く感じます。少なくとも私にとっては、それがお茶に長くハマり続けてきて、よかったと思えることの一つです。

参考資料・公式情報

商品名・販売例・価格は2026年9月確認時点のものです。茶園別・ロット別の商品は季節によって入れ替わるため、本文では当該年の具体例として紹介しています。

ジャンナッツの現行商品
カルディコーヒーファーム「ジャンナッツ アールグレイ 100p」
https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4580781730090
現行商品の内容量と税込1,285円の価格を参照しました。小学生当時の購入価格や箱の色は、筆者の記憶に基づくものです。

リーフルの茶園別・ロット別商品と仕入れ
リーフルダージリンハウス「2026年セカンドフラッシュ」
https://shop.leafull.co.jp/shopbrand/065004/

ジークレフの具体的な商品と販売形態
ティーマーケット ジークレフ「2026 ダージリン2ndフラッシュ スノービュー農園 DJ-98 FTGFOP1 Golden Bloom」
https://www.gclef.co.jp/product/187
同ページに掲載されたDJ-101の関連商品、およびDJ-98のリーフ・ティーバッグ両方の販売形態を参照しています。

ポンソのワインと生産体制の歴史
Domaine Ponsot 公式サイト
https://domaine-ponsot.com/
フィラディス「Ponsot(ポンソ)」
https://firadis.net/tellme_wine/ponsot/
クロ・ド・ラ・ロッシュのキュヴェ名、デ・シェゾーとのメタヤージュ、2017年のローラン・ポンソ独立と契約関係の変化を参照しています。

デ・シェゾーとルネ・ルクレールなどの耕作関係
Pearl of Burgundy「Domaine des Chézeaux」
https://www.pearlofburgundy.com/our-wines/domaine-des-chezeaux/
過去のメタヤージュ契約に関わった生産者、2021年の所有者変更、その後の畑の回収と自社栽培への移行について参照しています。

リプトンの原料とブレンド
リプトン公式「おいしさへのこだわり」
https://www.lipton.jp/ja/about-tea/kodawari/
ケニア産茶葉を中心とした原料選定、マスターブレンダーによる調整、日本の水や好みに合わせる考え方について参照しています。

日東紅茶の具体的な商品設計
日東紅茶「デイリークラブ」
https://www.nittoh-tea.com/products/teabag/dailyclub02.html
スリランカ・インドなどの原料、日本の水に合わせたブレンド、ティーテイスターのレシピに基づく商品設計を参照しています。

紅茶の製造・選定・ブレンド
UK Tea & Infusions Association「Creating the Perfect Blend」
https://www.tea.co.uk/tea-processing-and-blending
季節や天候による原料の変化、テイスティング、ブローカーやブレンダーの役割、銘柄ごとの品質や個性を維持するための調合について参照しています。