以下の記事は古い情報です……。
食事やワインが大好き!という人でなければ、20代・30代の男性はなかなかフレンチに行く機会が少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、急にデートでフレンチに行ったときに困らないよう、ワインの注文の仕方について書き留めたいと思います。
オレンジジュースを頼んで料理を食べるカップル!?
「クリスマスに20代カップルが来たのですが、二人ともワインを頼まずに最後までソフトドリンクで通したんですよ…。」
星付きフレンチで働くソムリエから、そんな話を聞いたことがあります。もちろんお客さんが何を頼むのも自由ですが、油っぽい肉料理などはワインとの相性を前提に考えられていることが多いもの。赤ワインに合わせる料理を、オレンジジュースで流し込んでしまっては、せっかくの記念日のフレンチが「美味しくなかった」になりかねません。
もしお酒が苦手なら、「お酒が苦手なので、ガス入りの水を2人分ください」と頼めば炭酸水が出てきます。その方が料理にはずっと合うはずです。
コース料理には3種類のワインを頼むことが多い
お店やコースによっても異なりますが、一般的には
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シャンパーニュ(食前酒)
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白ワイン
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赤ワイン
と3種類を楽しむのが王道です。
省略して白ワインと赤ワインの2種類の場合もあれば、逆に「泡・白×2・赤×2」と5種類のグラスワインを合わせてくれるお店もあります。
また、食後に甘口のデザートワイン(ソーテルヌなど)を出すこともありますが、グラスで置いていないことも多いため、その場合は紅茶やコーヒーで締めるのが一般的です。
慣れるまではグラスワインがお勧め
多くのお店には立派なワインリスト(ボトル)が用意されていますが、慣れるまではグラスワインがおすすめです。ボトルを頼むと2人なら3杯ずつ同じワインを飲むことになり、料理の流れに合わせた楽しみ方ができなくなります。
そのため「シャンパーニュ」「白」「赤」をそれぞれグラスで注文するのが安心。
一方、人数が多い場合(4人以上など)はボトルで頼む方が割安になることもあります。この辺りはソムリエが柔軟にアドバイスしてくれるので、気軽に相談してみましょう。

アペリティフ(食前酒)はシャンパーニュがお勧め
最初の料理(アミューズ)が出るまでの間、ショートカクテルやシャンパーニュを飲みながら歓談するのが定番です。香りが良く軽快なシャンパーニュは食前酒として最適で、食欲を刺激してくれます。
あまり飲めない場合や予算を抑えたいときは、1杯目から白ワインを注文してもOK。ただし、いきなり赤ワインを頼むのはあまり一般的ではありません。
「料理に合う方で」という万能なフレーズを使う
前菜やメイン料理に差しかかると、白ワインと赤ワインのどちらかを選ぶ場面がやってきます。
ここで便利なのが「料理に合う方でお願いします」というフレーズ。これさえ言えばOK。気の利いたお店であれば、少量を試飲させてくれるので、好みに合わせて選ぶこともできます。
ワインは香りが変化するのでゆっくりと楽しんで
ワインはグラスに注がれてから時間とともに香りや味わいが変化します。特に一口目と最後の一口では全く違う印象になることもしばしば。慌てて飲まず、ゆっくりと楽しむのがおすすめです。
食前酒のシャンパーニュを最後まで残しておいても問題はありません。

(ハーフサイズを2本という方法も!)
贅沢するならボトルワインで通す
少し贅沢したい場合は、赤と白のグラスワインをやめて1本ボトルを注文するのも手です。グラスワインは1杯1000円前後が多いので、2人で白赤を頼むと4〜5千円。それをやめて8千円〜1万円のボトルを注文するのもアリです。
例えば、ブルゴーニュの軽快で香り豊かなピノ・ノワールなら、通して楽しめることもあります。「食前酒の後を1本で通したい」とソムリエに相談すれば、きっとベストな提案をしてくれるでしょう。
ちなみに余った場合は家に持ち帰れることもあります(お店による)。通ぶりたいなら「余りですが、味を試してください」とソムリエに1グラス分残すと喜ばれることもあります。
予算は往々にしてオーバーする
「コース料金6000円」と表示されていても、実際には2〜3万円になることを覚悟しておいた方が安心です。
例:
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コース料理6000円 × 2人
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グラスワイン1000円 × 6杯
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炭酸水 1000円
合計1万7000円。さらにサービス料10%で1万9000円になります。スープを追加したり、料理をアップグレードすると6千円のコースがあっという間に3万円になることもあります。まるで外車のオプションのように……。
まとめ
というわけで、フレンチでのワイン注文は、
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グラスワインで種類を楽しむ
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食前酒はシャンパーニュが無難
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「料理に合う方で」と任せるのが安心
この3点を押さえればまず大丈夫です。予算はオーバーするものと心得て、ぜひフレンチとワインのペアリングを楽しんでみてください。


