新幹線に一人で乗るときに、知っておくととても便利なことをまとめておきます。多くの人が知っている常識的な情報もありますが、意外と知られていない裏ワザもあるので、参考にしてみてください。
新幹線での一人旅は快適にすればするほど、出張や旅行のストレスが大きく変わります。「どうせ移動だけだから」と思いがちですが、ちょっとした工夫で移動の質は驚くほど上がります。
新幹線は降り口で車両を選ぶと快適さが激変する
東海道新幹線には1〜16号車があります。番線にもよりますが、東京駅では多くの場合、エスカレーターに最も近いのが6号車と10号車。ここを選べば、降りてからすぐに改札に向かえます。
夕方〜夜の東京駅は信じられないほど混雑します。疲れて一刻も早く帰宅したいとき、この“エスカレーター最寄り車両”は本当に助かります。
また、東京駅には八重洲口・丸の内口・日本橋口があります。
・銀座方面 → 八重洲口
・東京ステーションホテル → 丸の内口
・タクシーやバス利用で空いている出口 → 日本橋口(16号車からすぐ)
とくに日本橋口は驚くほど穴場。八重洲口が混雑100%だとしたら、日本橋口は10〜20%というレベル。乗り換えはできませんが、タクシー利用者には強くおすすめできます。田舎から来ると東京駅の人混みに圧倒されるので、日本橋口は心底助かります。
六本木・麻布・恵比寿は品川で降りたほうが早い
六本木・麻布方面へ行くなら、東京駅ではなく品川で降りるほうが圧倒的に楽です。
日中なら品川からバス1本で行けてしまい、運賃も210円。タクシーでも麻布十番なら1700円前後、六本木なら2200円前後。白金や南麻布なら1000円以下で到着することもあります。東京駅から乗り換えを繰り返すより、品川降車の方が快適で速いケースが多いです。
食べ物は駅弁よりデパ地下が強い
こだま号には車内販売がありません。ひかり・のぞみはありますが、時間が限られていて、通り過ぎるのも早いので声を掛けにくいのが現実です。
事前にキヨスクやスーパーで飲み物を買っておくのは必須ですが、食べ物は“デパ地下”がおすすめ。理由は単純で、駅弁より圧倒的においしいからです。
早朝便に乗るなら、前日にデパ地下で割引された弁当を買っておいて翌朝持ち込むこともあります。朝の駅弁を買うより、はるかに美味しいことが多いです。
筆者はスターバックスでコーヒー、炭酸水、甘いお菓子を買い、飲み物は必ず2本持ち込みます。1時間乗ると1本では足りません。大判のウェットティッシュを持っていくと、食事前にしっかり手を拭けるので快適です。
耳栓・イヤホン・読書は新幹線の“疲れ”を根本から減らしてくれる
特に耳栓は最強です。新幹線のホームは通過列車の風圧と騒音が想像以上に大きく、耳栓なしだと確実に疲れます。アナウンスも大音量なので、耳栓をしていても問題なく聞こえます。
若い人ほど聴力のダメージを受けやすいので、耳栓は本当におすすめです。
車内ではイヤホンやノイズキャンセル機能付きのヘッドホンも快適性を劇的に向上させます。音漏れの心配もなく、読書との相性は抜群です。
キャリーケースがあるなら最後部座席が鉄則
誰でも使えると言いつつ、実質的には“最後部座席の人しか使えない”のが現状のキャリーケース置き場。
荷物棚に大型キャリーケースを持ち上げるのは、重量挙げレベルの大変さで、女性には特に厳しいものがあります。降ろすときに人にぶつけるリスクを考えても、できれば避けたいところです。
現在は「特大荷物スペース付き座席」が有料化されており、事前予約が必要です。予約なし利用は1000円のペナルティがあるので注意してください。
一方、PC作業をしたいなら最前列が快適で、各席にコンセントがあります。前の人が席を倒す心配もありません。
ただし最前列は“混雑時のキャビン前待機客問題”があります。筆者はグリーン車最前列で、自由席満席の休日に当たってしまい、自動ドア前に立ってスマホを触る人々で騒然。1分ごとにドアが開閉して集中できず、「最前列は裏目もある」と痛感しました。
新幹線は、ちょっとした知識で移動の快適さが大きく変わります。ぜひ参考にして、ストレスフリーの移動を楽しんでください。


