はっしーです、こんにちは。
筆者は5年前と10年前に台北旅行に行ったのですが、久々に再訪して気づいた台湾の事実。
ネットでは教えてくれない「台湾で絶対にしてはいけない」ことを書いてみます。
過度の飲酒
台北は夜市や屋台など夜楽しい街というイメージがありますが、実はお酒を飲む人が居ません。
これだけ賑やかな夜市なのに台湾人の酔っぱらいが一人として居ないのです!
例えば新宿の歌舞伎町ゴールデン街を夜歩くと、真っ直ぐ歩けない酔っ払いを数多く見かけます。そこまででないとしても、日本の居酒屋に行くと大声で騒ぎ立てる人が目立ちます。
しかし台湾では酒を飲んで大騒ぎする文化が無いのです。もし、それを知らずに日本人が台湾で酒を飲んで騒ぐと非常識な人だと思われてしまいます。実際に市場などで日本観光客がビールの大瓶をお酌しているシチュエーションなどを見ましたが、現地の人は泥酔具合に驚くことでしょう。現地ではお酌の文化は無く、お酒をたくさん飲む人を「酔鬼」と呼ぶそうです。

そういった事情で台北には「バー」が殆ど存在せず、たとえ深夜に繁華街を歩いても酔っぱらいは日本人だけ、という事もあるのです。ただ、飲酒が非常識というわけでなく、正月や誕生日などイベントのときには飲むそうです。またコンビニにもビールなど売られているので、家で静かに穏やかに楽しむ、というのが台湾の文化に合っていると言えます。
タバコを吸う
台湾では、日本と比べて喫煙者が非常に少ないのが特徴です。喫煙スペースは驚くほど少なく、路上でタバコを吸っている人もほとんど見かけません。夜の飲食店でも喫煙席はなく、さらには外資系の高級ホテルのバーでさえ、タバコを吸っている人はほぼいないのです。
台北松山空港にも喫煙所は一か所しかなく、その場所も大々的に案内されていない隠れたスペースです。喫煙者にとっては少々不便に感じるかもしれません。
日本では、夜になるとお酒を飲んで大騒ぎしながらタバコを吸う光景が今でも各地で見られます。しかし台湾ではそのような習慣はなく、友人や家族と一緒に、ソフトドリンクを片手に静かに食事を楽しむのが一般的です。

小ぢんまりとした空港
そのため喫煙者の方が台湾へ旅行する際には、日本の空港(成田や羽田など)のスモーキングエリアでしっかり吸っておき、残りのタバコは惜しみつつ処分してから出国するのが賢明でしょう。
横柄な態度や強引な横入り
もちろん台湾にも横柄な人はゼロではありませんが、多くの人は温厚で、思いやりにあふれています。中国人のように列に横入りすることはほとんどなく、どこへ行っても店員に横柄な態度をとる人を見かけません。
むしろ、東京の方が「こっちは客だ!」といった態度を示す人を目にすることがあります。一般的に「日本人はマナーが良い」と言われますが、実際には電車の列で少し隙間ができるとすぐに割り込んだり、席に座りたいがために無理に前に出ようとする人も少なくありません。

その点、台湾では譲り合いの精神が根付いており、落ち着いた雰囲気の中で人々が順序を守っています。筆者の目には、日本人に悪意があるというよりも、特に都心の人々が過度に疲れていて、その苛立ちが行動に表れているように映りました。
日本への荷物発送
今回宿泊したマンダリン オリエンタル 台北で、日本への荷物配送をお願いしたところ、なんと断られてしまいました。スーパーで買った調味料やソース、飲み物などを送ろうとしたのですが、「液体やペースト状のものは日本に送るのが非常に難しい」とのこと。

ホテルのフロントではFedExやDHL、EMS、台湾郵政(Taiwan Post)など複数の配送会社に確認してくれましたが、どこも受け付けてくれなかったそうです。乾燥食品や本、お茶などであれば問題なく送れるものの、調味料や瓶詰めなどは不可とのことでした。
一方で驚いたのは、空港でスーツケースに入れて預け荷物として持ち帰る分には問題がない点です。「瓶が重いから送ってしまおう」と考えていると、現地で思わぬトラブルに遭うことになります。

マンダリンオリエンタル台北
さらに、たとえ乾燥した品物であっても、税関から手紙が届き、回答してから通関といった面倒な手続きが必要になるケースもあるようです。したがって、買ったものは基本的にキャリーケースでまとめて持ち帰るのが一番安心でおすすめです。
観光地だけの買い物
海外旅行が慣れていない人は、今でもきっとこう思うでしょう「安心のデパートで買おう」。例えば新光三越や遠東SOGO台北などのデパート。「台湾はお茶が有名だし、お茶を買おう」
これは最悪の選択です。実際に試飲させられて不味さに驚きました。台湾の茶はこうじゃないと。パッケージデザインだけが可愛く中身の茶の品質は最悪。低級なお茶に人工香料を吹き付けた着香茶のようなものが平然と並んでいるのです。
そしてデパートの二階以上はヨーロッパのブランド。リシュモングループやLVMHの傘下などで固められて、いくら買い物してもフランスやスイスにお金が入ります。

筆者は2ヶ月前にイタリアのフィレンツェを旅行して、こんな光景を目撃しました。日本でも有名なブランド「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」現存する世界最古の薬局で1221年から修道僧が始めたというブランドです。ご存知の人も多いはずです。
決してブランドが悪い訳ではないのです。しかしフィレンツェの観光客がそこでしか買い物をしなくなり、10年前にあった小さな香水調合店や個人店が激減しているのです。以前は5~6件あった香水を調合するような個人店が無くなっていました。
観光地での買い物は確かに良いサービスを受けられます。しかし、文化や品質に目を向けたらどうでしょうか?
人気になった大きな会社だけに客が偏りすぎて、小さな職人気質の個人店に訪れる人が減っているのです。そして会社が大きくなると利益を追求するので品質が下がる。フィレンツェでの香水商と同じように、台湾でも個人店が減っています。
現地のデパートやスーパーマーケットでの買い物は楽しいですが、せっかく行くのであれば小さな街の隙間にある個人店にも訪れて片言の中国語で買い物や食事をしてみて下さい。時間に余裕があれば簡単な中国語を覚えて、台中や台南、高雄市など台湾の景色を見てみたいものです。


