大人になって気づいた、ディズニーランドの楽しみ方

旅行・海外事情
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久しぶりにディズニーランドへ行ってきました。

去年までは年に2回くらい行っていたのですが、今年は少し遅れて夏に訪問しました。
やはり改めて思うのは「楽しむ心が大事」だということです。
20代の頃は、ディズニーランドは子どもや10代が楽しむ場所だと勝手に決めつけ、自分から行こうとすることはありませんでした。

どこか「作られた世界」で冷めた目で見ていたのです。しかし30代になった今では、むしろその徹底した世界観こそが素晴らしいと感じられるようになり、一周回って自然に楽しめるようになってきました。年齢とともに感受性や価値観が変わったのか、以前は射に構えて見えなかったものが、今では心から楽しめるようになったのです。

また、関東に住んでいる利点も大きいと感じました。
静岡にいた頃は交通費だけで数万円かかり、到着したのは昼前、帰りの時間も気になって全力で楽しむ余裕はありませんでした。
しかし今は朝のオープンからクローズまでしっかり滞在できる距離感。日帰りで丸一日ディズニーを満喫できるのは、本当に大きな魅力です。

さらにチケット代は1万円を超えるようになり、値上げによって以前よりも混雑が多少緩和された印象もあります。もちろん夏はインバウンドやSNS人気で混雑はしますが、それでも「アプリで待ち時間を確認」「プレミアアクセスで並ばず体験」など効率的に動けるようになり、昔に比べてストレスが格段に減ったのは間違いありません。


食事の進化と「人と楽しむ」感覚

もう一つの驚きは食事の進化です。

2010年ごろのディズニーランドは、正直「高いのに味がイマイチ」という印象でした。
作り置きで麺が伸びたパスタ、冷めたピザ…ガストやスカイラーク以下のクオリティだと感じていたのです。

しかし最近では、そのイメージが一変しました。
ファミレスやチェーン店の価格が値上がりした今、むしろディズニーの食事が妥当な価格に思えるうえ、味も大幅に向上。
オペレーションも改善され、待たずに熱々の美味しい食事を楽しめるようになっていました。さらにホットサンドや肉まん、手軽につまめるスナック系も豊富で、アトラクションに乗っていない時間も食で楽しめるのは大きな魅力です。

そして個人的に大きな変化は「人と一緒に楽しむこと」に価値を感じられるようになったことです。

昔の私は「自分が見たいものを自分だけが楽しめばいい」と思い、パレードや演奏などに関心を持たず、むしろ否定的に感じていました。
しかし今では、同じ時間を他のゲストと共有すること自体が楽しいと感じるようになりました。

外国人観光客、小さな子ども連れの家族、学生カップル…さまざまな人たちと一緒にイベントを楽しんでいると「同じ瞬間を分かち合っている」という温かさを実感し、ほっこりした気持ちになります。これは年齢を重ねたからかもしれませんし、精神的に少し成熟したからかもしれません。昔は斜に構えて見えなかった「人と一緒に楽しむ幸福感」が、今は自然に味わえるようになったのです。


工夫次第で快適に楽しめる時代

もちろん、混雑が全くなくなったわけではありません。
人気のパレードやショーを良い場所で見たければ、少し早めに到着して待機する必要があります。

ただ、それも工夫次第。食事を少しずらして10時や15時ごろに取れば、行列に巻き込まれずに済みます。帰り際に混雑するお土産屋さんも、先に覗いておくことで回避可能です。こうした小さな工夫で、全体の快適度は大きく変わります。
さらに今はTikTokやYouTubeに「効率的な回り方」や「穴場スポット」の情報が無数に転がっており、事前に予習しておけばタイムパフォーマンスは格段に良くなります。昔のようにガイドブックを片手に勘で回る時代とはまるで別物です。

また、何度もディズニーに足を運ぶようになると、人気の「美女と野獣」や「プーさんのハニーハント」といった大定番アトラクションだけではなく、少しニッチな楽しみ方ができるのも良いなと感じます。

今回特に感動したのは「カントリーベアシアター」。
18頭のクマたちがユーモアたっぷりにカントリー&ウエスタンを大熱演するショーなのですが、歌の完成度や演出の雰囲気が素晴らしく、まるでアメリカ旅行に来ているような感覚を日本語で味わえる特別な空間でした。

正直、10代や20代の頃に見ていたら「人形劇みたいでつまらない」と一蹴していたと思います。しかし、36歳になった今あらためて体験すると胸が熱くなり、次回も絶対に見たいと感じるほど心に残りました。おそらく今後も何度も訪れてしまうだろうなと思います。

結局のところ、ディズニーをどう楽しむかは目的やスタイル次第です。
お金をかけてプレミアアクセスを多用してもいいし、情報を駆使して工夫することでコストを抑えて楽しむのもアリ。

私自身、昔は「子どもっぽい場所」だと敬遠していたディズニーが、今では大人だからこそ味わえる特別な空間になっています。あの徹底された世界観と、そこでしか得られない非日常感。年齢を重ねてからこそ、その価値に気づける場所だと改めて感じました。

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