皆さんはスイカのペンギンをご存知でしょうか。
関東に住んでいる人であれば、おそらく一度は目にしているであろう、あのペンギンです。Suicaのカードに描かれている、少しとぼけた、でも妙に愛嬌のあるあのイラスト。

改めて説明するまでもありませんが、このペンギンはイラストレーターであり絵本作家でもある坂崎千春さんが描いたキャラクターで、Suica導入時にJR東日本のキャラクターとして採用されました。
ただ、よくある「完全買い切り型の企業キャラクター」とは少し事情が異なり、ライセンス契約の形で使われ続けてきた存在でもあります。
最近になって、このスイカのペンギンが2026年末から2027年春頃を目処に“卒業”する、という話が出てきました。
つまり、Suicaの顔としての役割を終え、新しいキャラクターに切り替わるのではないか、という予測です。理由については様々な憶測がありますが、ライセンス契約のコスト面など、いわゆる大人の事情が背景にあると言われています。
「全部ペンギン」の空間
このスイカのペンギンは、これまで本当に多くのグッズに姿を変えてきました。その集大成のような場所が「Pensta(ペンスタ)」です。
現在、主にエキュート上野、エキュート大宮、ルミネエスト新宿の3店舗が展開されています。
今回、名残惜しさもあって訪れてみたのが「ペンスタ エキュート大宮ノース」。
JR大宮駅の中央改札内にあり、このエリア自体が少し不思議な構造をしています。改札の中なのに、買い物もできるし、食事もできる。どこか東京駅に似た、駅の中の小さな街のような雰囲気です。

その一角に、あのお店があります。
正直に言うと、行く前はそこまで期待していませんでした。グッズの数も、せいぜい多くて20種類くらいだろう、と。シールや文房具が少しあって、お皿がいくつか並んでいる程度かな、という想像です。
ところが、実際に足を踏み入れてみると、その予想は完全に裏切られました。
想像以上の物量と没入感
ざっと見ただけでも、100種類以上はあるだろうと思える圧倒的な物量。
ストラップやマスコットだけで何十種類もあり、どこを見てもペンギン、ペンギン、ペンギン。絵柄も統一されていて、視界が一気にペンスタ仕様に切り替わるような感覚があります。

売り場自体は決して広くありません。駅構内のコンビニの、半分から三分の一くらいのサイズ感でしょうか。
そこに所狭しと商品が並べられていて、人と人がすれ違うのも少し大変なくらいの密度です。ですが、このコンパクトさが逆に没入感を高めているようにも感じました。
また、壁面にはイラストがたくさん描かれており、写真を撮れるポイントも多く用意されています。大きなペンギンのマスコットも設置されていて、子どもが喜びそうなのはもちろん、大人でも思わず足を止めてしまいます。

印象的だったのがアパレル系の充実ぶりです。肌着、カラーTシャツ、アウターまで揃っていて、正直ここだけで一式組めてしまうのでは、と思うほど。キャラクターグッズにありがちな「おまけ感」がなく、ちゃんと商品として成立しているのが意外でした。
早めに行くのが良い?
他にも、マーブルチョコレートやワッフルクッキーなど、東京土産として使いやすいお菓子類が豊富に揃っています。

キーホルダー、コースター、巾着、タンブラーなど、小物類も一通り揃っていて、友人へのプレゼントにも、自分用にも困らないラインナップです。

調べてみると、グッズがいつまで販売されるのか、明確な期限はまだ発表されていません。ただ、個人ブログやファンの間では、2026年末から2027年にかけて、一度大きな切り替えがあるのではないか、という予想が多く見られます。
JR東日本が「卒業」という言葉を使っている以上、現在のシリーズがどこかで区切られる可能性は高いでしょう。
まだ1年以上ありますし、今すぐどうこうなる話ではありません。
ですが、ギリギリになって終了が発表されると、グッズが減ったり、混雑したりするのも目に見えています。
少しでも名残惜しいと感じるなら、余裕のある今のうちに訪れて、ゆっくり眺めて、気に入ったものを手に取ってみるのが良いかもしれませんね!
店舗情報
•月~土 10:00~22:00
•日・祝 10:00~21:00
※連休の場合は最終日が日・祝扱い
048-778-8336
雑貨(Suicaのペンギン公式グッズ専門店)
エキュート大宮ノース 店舗ページ


