イタリア

ファッション

手軽にナポリ仕立てを味わいたならOrazio Lucianoのセールがおすすめ

一年に数回物欲の波が押し寄せてきます。その波が押し寄せてこない間は欲しいものなどほとんどなく、毎日ジャガイモ袋を着て、安いピルスナーを飲み、何も考えないで、あるいは高尚な文学作品のことでも考えるふりをして、充実した時を過ごせるのですが、ひと...
コラム

子供、il vero(真実)――イタリアの画家アントニオ・マンチーニ

もうひと月以上前のことですが、ハーグのメスダハ・コレクション(De Mesdag Collectie)に行ってきました。メスダハ・コレクションは夫婦そろって画家であり美術コレクターであったヘンドリク・ウィレム・メスダハ(Hendrik Wi...
コラム

【翻訳】レミ・ド・グールモン「アンリ・ド・レニエ」(『仮面の書』より)

訳者まえがき「今どきレニエを読むとは珍しい」――古書店の老店主にそう言われたことがある。つくづくお世辞のうまい店主である。この詩人を愛する者にとって、過去への愛に勝る美徳はないのだから。アンリ・ド・レニエの作品は、今日ではほとんど読まれてお...
グルメ・嗜好品

海外高級ホテルの「慣れない」サービスとは?

過去の写真フォルダから、海外の高級ホテルの写真を探していて見つけた一枚が上記のサンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母)大聖堂です。タイトルとは全くもって関係ないのですが、ウェブマガジンに「リナシメント」という名前が付いているくらいなので...
旅行・海外事情

マーストリヒト(Maastricht)の教会とグルメ(マーストリヒト後篇)

オランダ、マーストリヒト(Maastricht)のおすすめの場所のご紹介、後篇です。マーストリヒトってどこ?って方のために簡単に説明すると、オランダの南東部、ベルギーとドイツの間に挟まれたリンブルフという州のベルギー川にある都市で、そのリン...
グルメ・嗜好品

アデルフィへの信仰心が試されるウイスキーセット

ウイスキーのワクワク感というのは、開けてみるまで味が想像できないという所にあります。最近でこそ洋酒店の有料試飲コーナーが充実してきて、希少なボトルでも1ショット(30ml)から手頃な価格で試して購入するという選択肢ができました。それでも多く...
ファッション

Yeossal(ヨーセル)――10万円以下で買える最高峰の靴

Yeossal(ヨーセル)の靴というのは、まだ日本では全然知られていない。しかしこのシンガポールの洋服屋がてがけるMTO(made to order)の靴はもっと注目を浴びてしかるべきだ。ひと昔前までは高級靴といえばイギリスかイタリアで製造...
ファッション

海外メンズファッションショッピングサイト五選

みなさん、服を買うのに普段どんなショッピングサイトを利用していますか。ゾゾタウン? ユナイテッドアローズなどのセレクトショップのサイト? ネットで服など買わない、試着できないから、とか誂えた服しか買わない、という人も中にはいらっしゃるかと思...
グルメ・嗜好品

オランダ、デン・ハーグの蒸留所がつくるリキュールで作るカクテル

ジンの由来がオランダだって知ってました?17世紀の中ごろ、オランダのライデン大学のシルビウス教授が熱病の治療薬をつくる目的で、利尿剤として知られたネズの実をアルコールで浸漬(しんし)し、精油をとり、これを蒸留した。この酒は薬効があるのでge...
グルメ・嗜好品

飲む石鹸と消えるインク Bowmore Darkest & Glen Grant

リモートワークを大義名分にして外出をしない生活を送っているのですが、やはり刺激が少ないものです。他人と向かい合って会話をするというのが人間としていかに大切か実感させられます。先週は久しぶりに馴染みのバーに足を伸ばしたので印象的だったウイスキ...
ファッション

御殿場プレミアム・アウトレットの新エリアHILL SIDE(ヒルサイド)の店舗と品揃え、セール情報など

長らく外出自粛をしていたのですが、雨天で人が少ないだろうと久々に御殿場プレミアム・アウトレットに行ってきました。昨日は平日かつ午後から暴風雨で、予想通り来客数は非常に少ないように見えました。久々に御殿場プレミアム・アウトレットに訪れた理由は...
旅行・海外事情

イタリア旅行記 2019年 写真集 後編

イタリア旅行記 2019年 写真集 前編はこちら華の都に到着!サンタ・マリア・ノヴェッラ教会ってハリボテだったのね…。手前がサンタ・マリア・ノヴェッラ広場です。ぱっと見、ロマネスク様式かな?と思うのですが、実はルネサンス期の最も重要な建造物...
旅行・海外事情

イタリア旅行記 2019年 写真集 前編

外出していないのに何故か慌ただしい今日このごろ。ふと過去のアーカイブを確認していたら、どうやら昨年の今日(6月26日)からイタリア旅行をしていたようです。現在の情勢を見ると、今年の再訪は難しそうなので気分だけでもと旅行を振り返ってみます。綺...
グルメ・嗜好品

LladróとBing&Grøndahlから見るフィギュリン

リナシメント読者の皆さまはフィギュリンをご存知でしょうか?英語で陶磁器人形を意味するフィギュリン(figurine)ですが、元々は古フランス語であるfigureから変化したといわれています。フィギュリンのルーツは、18世紀初頭にドイツのアウ...
グルメ・嗜好品

IPAの雄ヨーペン(Jopen)――オランダビール三昧 2

スーパーで簡単に手に入るオランダのビールを飲み尽くすというこの企画の第二弾、私の中の本命であるヨーペン(Jopen)の登場です。ヨーペンはハールレム(Haarlem; ハーレムとも)にあるクラフトビールの醸造所です。1994年、ハールレム市...
コラム

後期ソナタの最高傑作 〜嘆きの歌の分析・解説〜

はじめに皆様、ご無沙汰しておりますライター高橋です。約半年間に渡って失踪してしまい申し訳ありませんでした。失踪している間に紆余曲折あり、執筆したいネタがたくさんできております。これからまた少しずつ執筆できたらと思いますので、何卒よろしくお願...
グルメ・嗜好品

オランダ植物通信 1

最近大江健三郎を読んでいますが、この作家は植物について非常にこだわりが強い。『水死』(講談社、2009)という小説でなんらかの植物の固有名詞が出て来る頁を数えて見たら435頁中40頁ありました(主に木に着目していたので花などは見逃しているか...
グルメ・嗜好品

新幹線の駅弁はどこで買うべきか?

はっしーです、こんばんは。昨日のまだらの牛氏による絵画解説から一転して、俗っぽい記事になってしまいすみません。昨夜は寝室で『はじめてのラテン語』(大西英文、講談社現代新書、1997年。)を読んでいました。50ページほど順調に進み「もしや才能...
グルメ・嗜好品

フルール・ド・セル (Fleur de sel) で作る塩レモン

ちょっと調べる、ということの大切さを今まさに実感しました。初めて知ったのですが、このパッケージに書いてある「フルール・ド・セル」は実はメーカー名でもブランド名でもなく、「美味しい塩」程度の意味しかないのです。危うく誰かに「美味しい塩ない?」...
グルメ・嗜好品

【500円贅沢】国産の唐辛子(鷹の爪)は美味しいのか?

リナシメントでは輸入車やガラスなど高額な物を紹介することが多いですが、もっと身近な物で何か無いか、考えてみました。500円で実現できる贅沢が有るのか、シリーズ連載してみたいと思います。1回目は「国産の唐辛子」。私は国内を車で旅行するのが好き...
グルメ・嗜好品

独裁者の航跡 ディクタドール ラム

History and MythIn the late 18th century, Severo Arango y Ferro arrived in Cartagena de Indias in Nueva Granada (present...
グルメ・嗜好品

アランモルトArran Malt 4種類を比較 Whisky Review#1

突然ですがチェーザレ・パヴェーゼはご存知でしょうか。彼はイタリアの物書きであり、彼は日記をつけていました。その日記のつけ方は少し特殊で、書いた日記を読み直し、新たに記述を書き加えていたそうです。つまり、自己に関する情報をただ保存するだけでな...
グルメ・嗜好品

シルバーカトラリーの選び方

以前、大人になれる本に投稿した「シルバーカトラリーの選び方」の続編を書いてみたいと思います。食卓で使われるナイフやフォーク、スプーンなどはカトラリー(Cutlery)と呼ばれ、現代はどの家庭でも使われています。歴史を辿ると日本・中国といった...
旅行・海外事情

ルイ・ヴィトンのトランクで旅行する人がいない理由

現代でもルイ・ヴィトンは、トランクケースはもちろん、トラベルバッグやボストンバッグなどを生産していますが、いずれもPVCで強度があり、何十年使っても壊れにくい逸品です。ヌメ革が真っ黒になるまで使われた旅行かばんを見ると、思わず感心してしまい...
旅行・海外事情

アマルフィ海岸を巡る

「手漉きの伝統を今に伝える、アマトルーダAmatrudaのレターペーパー」の記事はいかがでしたでしょうか。こんな情勢だからこそ、家でお酒を片手にアマルフィへの思いを馳せるというのも一興かと思い、写真と共にアマルフィを巡る旅を紹介してみます。...
グルメ・嗜好品

手漉きの伝統を今に伝える、アマトルーダAmatrudaのレターペーパー

これまで本誌では様々なレターペーパーを取り上げてきましたが、そろそろ筆者のとっておきをご紹介しましょう。アマルフィの製紙工房、アマトルーダの手漉き紙です。1. 繁栄と衰退現代ではすっかり観光都市となってしまったアマルフィは、かつて紙の名産地...
旅行・海外事情

海外旅行の国際線乗り継ぎとコツ

まだまだ海外旅行という状況ではありませんが、写真を整理していて唐突に思い出したので、雑感ではありますが空港の乗り換えについて書いてみます。トランジット、トランスファーと呼ばれますが、厳密には空港のトランジットは給油や一時寄港を指して、機材の...
ライフ&ハック

ハードタイプのシーリングワックス5選(附:封蝋郵送の手引き)

※封蝋の種類や押し方については、拙稿「封蝋のすゝめ」をご覧ください。はじめに封蝋の歴史は古く、近代郵便制度が成立するはるか前から、西洋の人々は手紙に蝋で封を施してきました。しかし現代では、郵便の仕分け過程に機械が導入され、これが手紙を手荒く...
グルメ・嗜好品

再挑戦!テイクアウト・フレンチのすすめ

先日の「自宅でテイクアウト・フレンチ&ワインのすすめ」では不慣れなため細かい部分にストレスを感じたので、再挑戦してみました。本日もまた四谷のジュードマルシェです。更に来週は代官山のレクテを予約してみました。受け取りからテーブルとキッチンの準...
グルメ・嗜好品

静かな彼は誰時を意味するワイン Fontanafredda Barolo ”Serralunga D’alba”

イタリア トリノから車で1時間、バローロの直ぐ隣に”FONTANAFREDDA(フォンタナフレッダ)”というワイナリーがあります。フォンタナフレッダは、1878年にサヴォイア家の血を引くイタリアの初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世の息...