鍛錬の年……今年一年を振り返って

コラム
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さて、ついに大晦日がやってきました。
皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。

年を重ねると時間が経つのが早くなると言われますが、私自身もまさにその通りで、今年は体感的には三ヶ月ほどしか経っていないのではないか、と思うほどでした。春が来て、夏が来て、海にも行かないまま秋が訪れ、秋は二、三日で終わってそのまま冬に突入し、気がつけばクリスマスも過ぎ去っていた、そんな感覚です。

ただ、なぜそう感じるのかについては、自分なりに納得できる部分もあります。

巡礼と出会いの時間

振り返ってみると、2023年は私にとって「巡礼の年」でした。

長く心残りだったフランス・ブルゴーニュ地方を実際に自分の足で歩き、ライカで光を収め、ワインを探求し、地下のセラーで50年前のグランクリュを味わう。
さらにイタリアへも足を運び、多くの体験を重ねることができました。

続く2024年は「出会いと友情の年」でした。
親友が東京に引っ越してきたこともあり、ワインを通じて多くの友人と集い、イベントに参加し、時間を共有する機会が増えました。

また、今の大切なパートナーとさまざまな場所へ旅行し、デートを重ね、多くの思い出を作ることができた年でもあります。触れ合いややさしさに触れ、自分の内側の考え方が少しずつ変化していった、そんな一年でした。

鍛錬としての2025年

そして今年、2025年は、はっきりと「鍛錬の年」になりました。
これまでの生活や習慣を一度手放し、自己との対話を重ねながら、精神と肉体の両方を研ぎ澄ます工程に入った一年だったと思います。

年始の時点では体重が94キロほどあり、正直に言えばだらしない中年男性のような体型でした。
身長183cmですが、この範囲だとBMIは肥満体型です。

そこから半年ほどかけて食事量を調整し、週に一回、あるいは月に数回のトレーニングを重ね、約10キロの減量を行いました。いわゆる王道のダイエットです。

転機は夏でした。7月頃から自然とお酒の量が減り、かつては週に五日ほど飲んでいたものが、6月にはかなり極端に減りました。体調管理をストイックにしていくにつれ、筋肉のボリュームが明らかに増していきました。同時に上半身だけでなく下半身の強化トレーニングも継続しています。

身体と精神の統合へ

トレーニングを始めた当初は、40キロのベンチプレスでさえ重く感じ、初日は15回ほどしか上がりませんでした。それでも週に一、二回、地道に続けていくうちに、40キロを50回連続で上げられるようになりました。停滞期やうまくいかない時期もありましたが、8月以降は完全に方針を転換し、「好きなだけ食べて、強い負荷をかける」というやり方に切り替えました。

9月中旬から11月中旬までの三ヶ月間、ほぼ毎日ベンチプレスを行った結果、肉体改造は確かな手応えを得られました。現在は66キロを20回以上安定して上げることを目標にしており、先週は25回に到達しました。来年は30回、40回と、さらに高い目標に挑戦していきたいと考えています。

体重もプロテインや食事をガンガン取っているので良い意味でリバウンドしています。
ただ、明らかに筋肉のボリュームアップしていて腕や肩が入らない服が出てきました。

同時に、精神面でも大きな変化がありました。

過去の出来事が消えるわけではありませんが、PTSDのような症状でバラバラだった記憶や感情が一つの流れとして統合されていく感覚があります。お酒をほとんど飲まなくなったこともあり、肉体と精神の結びつきが強まった結果なのかもしれません。

そんなわけで、今年の私のテーマは「鍛錬」でした。
来年はさらに良い年にしていきたいと思っています。
皆さんにとっても、実り多い一年となることを心から願っています。

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