7年使い続けたAmazon Music Unlimitedを解約した

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今回、2018年から使っていたAmazon Music Unlimitedを解約しました。
気づけば7年近く継続していて、正直なところ特別な不満が爆発したというより、積み重なった違和感に区切りをつけた、という感覚に近いです。
当時はかなり気に入っていましたし、長く使ったからこそ見えてきたものも多かったと思います。

当時Amazon Musicを選んだ理由

そもそもAmazon Musicを選んだ理由は、2018年から2020年頃にかけて、ハイレゾで配信しているサブスクリプションの聴き放題サービスが今ほど多くなかったことが大きいです。特に、日本人の有名アーティスト、例えば歌田ヒカルのような存在がハイレゾで聴けるサービスはかなり限られていました。CDを買わずに、国内外のアーティスト、オーケストラやジャズまで幅広く聴けるなら、これはかなり良いサービスだなと思い、迷わず契約しました。

2021年頃までは少しややこしく、Amazon Music Unlimitedに加えて、ハイレゾや有名アーティストを聴くためにAmazon Music HDという別オプションが必要でした。

最初の1か月は割引がありましたが、実質毎月1,780円。
それでもしばらくするとサービスが統合され、Unlimited一本で全曲が聴けるようになり、年会費8,800円、月換算733円でハイレゾ聴き放題という、かなり魅力的な状態になりました。

音質は最高でも、UIと「探す体験」が弱すぎる

音質については、今でも文句の付けどころがありません。ハイレゾやHD音源は本当に良く、ここだけ見れば非常に優秀です。ただ、年数が経つにつれてアプリの動作がもったりしてきました。再生やダウンロードが不安定なタイミングがあり、アップデートや機種変更で多少改善するものの、常にどこか引っかかる感じがあります。

そして一番の不満はUI設計です。曲名を直接入力して「これを今聴きたい」という用途には便利なのですが、「なんとなく新しい曲を探したい」「自分の好みを広げたい」という場面に極端に弱い。例えばSoundCloudのフィードのように、短い尺で次々と音楽をディグれる体験がありません。

Amazon Musicの「あなたへのおすすめ」は正直かなり精度が低く、興味のない曲や昔聴いた曲を延々と流されることが多く、新しい発見がほとんどない。J-POPヒット100のような万人向けのランキングは便利ですが、個人に最適化されているわけではなく、結局使わなくなりました。

ファミリープランの価格と、解約という判断

プレイリストも問題で、「おすすめ」と言いつつ中身が50曲程度で固定され、何か月も更新されないことがあります。作業中やドライブ中に流していると、もう全部聴き切った感覚になり、飽きてくる。

結果として、気に入ったアーティストやプレイリストを延々とループするだけになり、新しい曲を掘れない。そうなると、だったら最初から好きな曲だけ買えばいいのでは、という考えに自然と行き着きました。

加えて、ファミリープランをパートナーと2人で使っていて、月額1,680円、年16,800円。個人プランも9,800円に値上がりし、この体験にこの金額は正直高いと感じました。6人フルで使うならかなりお得だと思いますが、2人利用では割高です。

結論として、音質重視で聴きたい曲が明確な人にはAmazon Musicは今でも良いサービスです。
ただ、「新しい音楽を探す」「ディグる」ことを重視する人には、かなり物足りない。その点を踏まえた上で選ぶと後悔は少ないと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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