飽きる趣味と飽きない趣味の違い

グルメ・嗜好品
この記事は約4分で読めます。

皆さんは「趣味」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

スポーツ、音楽、映画、料理といった定番から、アニメや漫画、コスプレ、あるいは収集癖など、趣味の種類は実にさまざまです。

新しい趣味を始めるとき、頭の片隅に浮かぶのが「これに時間やお金を費やしてもすぐ飽きてしまうのでは?」という不安です。そこで今回は、「飽きる趣味」と「飽きない趣味」の違いを、いくつかの事例を交えて整理してみたいと思います。


流行に乗って始めた趣味は飽きやすい

最も飽きやすいのは、流行や衝動で始めた趣味です。

テレビや雑誌で紹介されていたエクササイズや健康法を思い出してください。「◯◯体操」や「◯◯するだけで痩せる」といったブームに乗って始めたものを、数ヶ月どころか数週間でやめてしまった経験は、多くの人にあるはずです。なぜなら、その動機は「自分が本当に好きだから」ではなく、一時的な熱狂や外的要因だからです。

音楽業界でも同じようなことが起きました。人気アニメの影響でギターが一時的に爆発的に売れたことがありましたが、数ヶ月後には中古楽器店に入門用ギターが大量に並ぶ光景が見られました。もちろんその中から本当に音楽にのめり込み、プロや愛好家になった人もいます。しかし割合としては少なく、大半は流行に押されて購入しただけで熱は冷めてしまったのです。

このように、「外から与えられたきっかけ」だけで始めた趣味は続きにくいという傾向があります。


成果が得られる趣味は続けやすい

一方で、成果や結果が目に見える趣味は続きやすい特徴があります。

芸術系の趣味を例に挙げましょう。絵画や音楽演奏などは、作品を発表して他人に評価される場を得るとモチベーションが大きく高まります。「いいね」と言ってくれる人やファンが一人でもいるだけで、さらに上達したい、長く続けたいという気持ちが湧いてきます。

しかし、他人からの評価がなくても、自己完結的に成果が得られる趣味は飽きにくいものです。代表例が料理です。料理は結果がすぐに「食べて美味しい」という形で現れるため、楽しみながら続けることができます。さらに家族や友人に振る舞って「美味しい」と言ってもらえれば、モチベーションは倍増します。

そのため「昔は料理が趣味だったけど今は全くやらない」という人はあまり聞きません。料理は自己満足と他者評価の両方が得られる趣味であり、続けやすいのです。


収集癖は「続く人」と「続かない人」に分かれる

コレクションも代表的な趣味の一つです。切手、マッチ箱、コインといった古典的なものから、アニメグッズや同人誌、フィギュアなど現代的な収集対象まで幅広いジャンルがあります。

収集系の趣味は、熱中している間は「もっと集めたい!」という欲求がモチベーションになります。しかし一方で、ふとしたきっかけで急に興味を失い、すべて手放してしまうという人も少なくありません。中古市場やフリマアプリに大量のコレクションが並ぶ光景は、その典型例です。

このように、収集はモチベーションが途切れると一気に飽きてしまうリスクが高い趣味だと言えます。逆に言えば、自分の中に「一生かけて集めたいテーマ」がある人にとっては、他の追随を許さないほど長く続く趣味にもなります。


生活に溶け込む趣味は飽きない

最も飽きにくいのは、生活の一部として根付く趣味です。

例えば「靴が好き」という人は、日常的に靴を履いて歩きます。趣味として新しい靴を購入しても、生活の延長にあるため「急に飽きる」ということが起こりにくいのです。

同様に、食器を少しずつ集める趣味や、紅茶を楽しむ趣味も飽きにくい分野です。食器は毎日の食事で必ず使いますし、紅茶も一度良いものを知ってしまうと、安価なティーバッグには戻りにくいものです。

自転車も良い例です。普段まったく運動しない人が突然スノーボードを始めても長続きしない可能性が高いですが、日常的に通勤で自転車を使う人なら、高級自転車を趣味にしても飽きることは少ないでしょう。

つまり、日常生活の延長にある趣味は、自然に続けられるのです。


飽きない趣味を見つけるために

飽きやすい人の特徴は「流行に流されやすい」「外的動機で始める」ことにあります。逆に飽きない趣味は、

  • 他人から評価される喜びがある趣味

  • 生活に溶け込む自己完結型の趣味

この2つに大別できます。

もし「すぐに飽きて次の趣味を探してしまう」ことを繰り返しているなら、これらを意識してみると良いでしょう。趣味は人生を豊かにする大切な要素です。流行に踊らされるのではなく、自分に根付く「飽きない趣味」を見つけることで、長く充実した時間を過ごせるはずです。

タイトルとURLをコピーしました