三井住友の振込機では「手書き」「複写式」の納付書・振込書が利用できる!

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法人税の納付書を自分で印刷して銀行へ。意外と知られていない「自動支払機」の話

つい先日、法人税の納付のために銀行へ行ってきました。

というのも、毎年届くはずの「法人県民税・事業税 納付書」が今年はなぜか届かず、静岡県沼津財務事務所に問い合わせたところ「届いていないようでしたら、ご自身でPDFから印刷して持参いただいて大丈夫ですよ」とのこと。

PDFの納付書は県の公式サイトからダウンロードできます。都道府県によってExcelファイルだったりPDFだったり、フォーマットが多少異なりますが、今回必要だったのはA4サイズで3枚の納付欄が横並びになった書式でした。

「Freee法人税」というアプリを使っているので、申告の計算や納付書の自動作成もスムーズにできました。ただ、ふと不安になったのが、「行政が正式に送ってくる複写式の納付書でないと、受け付けてもらえないのでは?」という点です。市販のA4コピー用紙に印刷しただけの簡素なものなので、支払いの窓口で断られたらどうしよう……と心配に。

再度、財務事務所に電話して確認すると「大丈夫です。A4の紙に印刷してお持ちください」との回答。これでひと安心です。

複写式でなくてもOK!しかも機械で自動処理してくれる

いざ銀行へ。

これまでは納付書を行員に手渡しし、目の前で「バン!バン!バン!」と3枚の控えに受領印を押してもらう……という流れが当たり前でした。しかし、今回訪れた地元の金融機関では、なんと「自動支払機」が導入されており、案内された先には近未来的な装置が設置されていました。

見た目はゆうちょATMのような印象。タッチパネル式の画面があり、右上に大きめのスキャナーが備わっています。

行員の方の説明によると、この機械は「さまざまな様式・サイズの納付書に対応」しており、A4横3枚綴りの納付書でも処理可能。複写式の正式書類も、切り離さずそのまま挿入すれば問題ないとのことでした。

実は事前に「紙をカッターで切って3枚に分けておいた方がいいかな……」と考えていたのですが、やらなくて本当によかった! 行員いわく、「切って持ってくると機械で読み取れなくなってしまうので、むしろ困ります」とのこと。

手続きの流れと注意点

操作は基本的に画面の指示に従うだけですが、いくつかの注意点があります。

  • 納付書はA4のまま切らずに持参する

  • 必要事項(住所・法人名・金額など)は事前にすべて記入しておく

  • 控えが発行されるので、なくさないように保管する

スキャナーに書類を挿入して読み込みを待つのですが、思った以上に時間がかかりました。ATM感覚で1~2分くらいで終わるかなと思っていたら、書式の判定なども含めて3分以上かかるケースもあるようです。

手続きが完了すると、画面に「完了しました」と表示され、左上の出力部から「納付受領証(控え)」が発行されます。この控えは、通常の受付印付き納付書と同等の法的効力を持つので、法人の会計帳簿や確定申告の際にも安心して利用できます。


ゆうちょの仕組みに似ているが、もっと柔軟

実はこの仕組み、ゆうちょ銀行の「払込票支払い機」に近いところがあります。あちらも専用用紙の規格に合わせて自動処理するもので、ずいぶん前から導入されていました。ただ、ゆうちょの用紙はサイズやレイアウトがある程度統一されているため処理が簡単だったのに対し、県税や法人税関連の納付書は「形式バラバラ」「複写式あり」「A4印刷可」など多様です。

それでも、この新しい機械はそれらを柔軟に読み取れるようになっているのだから驚きです。行政もDXの流れを受けてこうした自動処理を銀行窓口と連携して進めているのかもしれません。


最後に

初めてこの自動支払機を使ったときは、案内された瞬間に「えっ、何これ? どうすればいいの?」と一瞬戸惑いました。正直、知らなければ「カウンターに行って手渡しして終わり」と思っていたところです。

ですが、事前に書類の準備さえしておけばスムーズに支払えるし、行員の方も優しく案内してくれるので安心です。なにより、複写式でないA4納付書でも問題なく処理できるというのは、紙での通知が届かなかった場合にも非常に助かります。

これから法人税・県民税の納付をされる方、特に「納付書が届かない!」という方は、ぜひこの仕組みを活用してみてください。銀行によっては未導入のところもあるかもしれませんが、問い合わせれば案内してもらえるはずです。

「自分で印刷して、機械で支払う」——令和時代の納税スタイルとして、だいぶ快適になってきています。

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