タイムズ・カーシェアの「無料時間」が改正される理由

クルマ
この記事は約4分で読めます。

本日、タイムズ・カーシェアから一通のメールが届きました。
内容をざっと読むと、「来年4月1日からサービスタイムの扱いが変わる」というお知らせ。

正直なところ、かなり分かりにくい内容で、しかもほとんどの一般ユーザーには影響がない変更です。それでも、なぜこのルール改正が行われたのかを読んでいくと、「なるほど、そういうことか」と納得できる背景が見えてきました。


そもそもサービスタイムとは?

タイムズ・カーシェアでは、たとえば 10:00〜11:00で予約した場合でも、きっちり1時間しか使えないというわけではありません。

実は、予約開始時刻の前に車両点検用の「サービスタイム」という時間が設けられています。

  • タイヤの状態

  • 車体の傷の確認

  • ランプや操作系のチェック

こうした点検を行うための時間で、だいたい5〜10分程度がシステム上ランダムに割り当てられます。本来は点検のための時間ですが、実際にはこの時間中でも 走行が可能 という仕組みになっています。

つまり、早く点検が終われば、そのまま出発できるという、ユーザーにとってはかなり良心的な設計です。


タイムズ・カーシェアの「良すぎる」料金システム

さらに、タイムズ・カーシェアの魅力として有名なのが、

利用時間の切り上げが非常に優しい点です。

  • 28分で返却 → 30分料金

  • 15分以内で返却 → 15分料金

ここまではまだ理解できますが、実はもっと驚く仕組みがあります。

サービスタイム内に返却すると「無料」

なんと、サービスタイムの範囲内で返却してしまうと、料金が0円になるという仕様が存在していました。


私自身も一度だけ「0円」を経験した話

私自身、この無料システムを意識して使ったことはありません。

ただ、一度だけ「え?」と驚いた経験があります。

ある朝、家族に「駅まで送ってほしい」と頼まれた日がありました。

  • 駐車場へ行く

  • 車を受け取る

  • 駅まで送迎

  • そのまま戻って返却

これで 10分くらい

特に用事もなかったのでそのまま返却したところ、アプリ上の表示が 「0円」
「そんなことあるんだ……」と、正直驚きました。

普段は1時間〜長いと8時間程度レンタルすることがほとんどなので、サービスタイムを意識することもありませんでした。


問題は「毎日のように使う人」がいたこと

今回のルール改正の背景を読む限り、どうやら この無料の仕組みを繰り返し使っていたユーザー一定数いたようです。

SNSでも「そんな短時間で何に使うんだよ」といった反応を見かけましたが、

実際には意外と使い道は思いつきます。

例えば──

  • マンション1階にカーシェアがある

  • 駅までの送迎

  • 深夜、バスがない時間帯の迎え

  • 近場へのちょっとした移動

  • ゴミ捨て

  • コンビニまで車でひとっ走り

距離にすると 2〜3km程度でも、車が使えると便利な場面は確かにあります。
こうした用途で「無料時間内だけを狙って、毎日のように利用する」
という使い方が、結果的に目立ってしまったのでしょう。


今回の変更は「無料の抜け穴」を塞ぐため

今回の改正で変わるのは、簡単に言うと以下です。

  • サービスタイム中だけ走行して返却した場合

  • → 今後は 15分分の料金が発生

つまり、

  • 点検のみ → 今まで通り無料

  • 普通に予約時間を超えて使う → 今まで通り

  • サービスタイムだけで走って返す → 有料

という形になります。


一般ユーザーにはほぼ影響なし

この変更、普通にカーシェアを使っている人にはほぼ関係ありません

  • 長時間利用する人

  • 予約時間通りに使う人

  • サービスタイムを点検目的で使う人

これらのユーザーにとって、デメリットはほぼゼロです。
むしろ、一部の悪質(あるいは過度に器用)な使われ方を防ぎ、予約の公平性を保つための調整と考えると、妥当な改正だと感じました。

タイトルとURLをコピーしました