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日本が最も栄えた年はいつか?── 経済・食文化・幸福・文化から見たピーク

日本という国が成立してから、最も繁栄した瞬間はいつだったのか。これは歴史を振り返る上でとても興味深いテーマです。戦国時代の黄金の夢、江戸時代の泰平、明治維新の熱気など、それぞれの時代に繁栄の形はありました。しかし「現代日本」という意味で見た...
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総裁選討論から考える:名目賃金と実質賃金、生活を守るのはどっち?

先日行われた自民党総裁選候補者の討論会で、林芳正氏が小泉進次郎氏に対して鋭い質問を投げかけ、それにうまく答えられなかった場面がSNSで拡散されました。林芳正氏が小泉進次郎氏に質問↓林「インフレ率、物価上昇水準の日銀との連携は?」↓小泉進次郎...
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「こちら側が地獄だった」── ロダンの門から考える人間の宿命

地獄の門を見たことがありますでしょうか。この投稿も面白いのですが、リプライに「こちら側が地獄だった」と書いている人がいて感心してしまいました。俺が異世界から東京に侵略しなきゃいけなくなった場合は、上野公園の『地獄の門』から出現すると思う。理...
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疾病と多様性 ──『障害』と呼ばれる特性は、かつては村を救う才能だった

先日あるツイートを読み、改めて考えさせられることがありました。現代社会に適合しにくい特性が「病気」や「ネガティブな欠点」として一面的に取り上げられてしまうことの多さです。そのツイートでは聴覚過敏を例に挙げ、現代では人の話を聞かずに耳をふさい...
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真のスコットランド人論法(No True Scotsman)とは?

皆さんは「真のスコットランド人論法」という言葉をご存知でしょうか?これはトートロジー(同義反復)を用いて、都合の悪い反例を除外し、主張を防衛しようとする非形式的な誤謬(ごびゅう)=あやまりの一つです。意外に思われるかもしれませんが、この論法...
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行動心理学・メタ認知・分析技法で日常を賢くする

最近では「情報リテラシー」という言葉がよく使われます。インターネットやSNSであふれる情報を前にして、「これは正しいのか?」「誰が、どんな立場から言っているのか?」を考える力がますます重要になっているからです。例えば、怪しい広告を見てつい商...
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本当に存在するの?ウィーン・イエズス会教会の“劇場的バロック”を読み解く

最近Twitterで偶然目にした、とあるヨーロッパの教会の写真。最初は「AI生成では?」と思うほど過剰な装飾で、ディズニーランドのアトラクションに設置されていても違和感がないほど華美に見えました。イタリアやフランスでよく見られる落ち着いた荘...
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マイメロ&クロミがNetflixで進化!可愛いだけじゃない“大人が泣ける”物語

最近、ネットフリックスでサンリオの人気キャラクター「マイメロディ」と「クロミ」が活躍するオリジナルアニメが配信されているのをご存じでしょうか。カバー写真は、より引用私自身、マイメロディというキャラクターは知っていましたが、どこか「子ども向け...
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「百貨店外商」という知られざる世界――特別顧客だけが体験できる現実

アクセスランキングを見ると、百貨店の外商やブランドの特別優待について関心を持っている人が意外と多いようです。正直、私はあまり語りたくないテーマでもあります。なぜなら知ったところで一般的にはメリットが少なく、どこかクローズドな世界だからです。...
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「もう本は売れない時代」にブックオフへ祈る理由

人間の脳みそというのは本当によくできていて、さまざまな新しい知識を得ることに感動するのですが、特にその情報が新鮮だったり、衝撃的だったり、センシティブだったりすると、ドーパミンが分泌されて中毒のようになってしまいます。特にツイッターなどのS...
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私たちは大人になれたのか?

「大人になれる本」の最初の記事を投稿したのは2014年のことです。正確には2014年1月17日に公開を開始しました。それから11年が経ち、当時24歳だった私は36歳になりました。このタイトルを考えたのは、自分たちが大人になっていく過程で得た...
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オリジナルなき模倣

「僕はこうしようと考えた。唖でつんぼの人間のふりをするんだ。そうすれば、誰ともくだらない無駄な会話をしなくて済む。やがてみんなすぐにうんざりして、僕は一生会話なんかしなくてよくなる。誰もが僕をただの哀れな耳も聞こえず口もきけないやつだと思っ...
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Nostra Vita ― 私たちの人生の途上で

Nel mezzo del cammin di nostra vitami ritrovai per una selva oscura,ché la diritta via era smarrita.E quanto a dir qual ...
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大人になれる本 アーカイブのお知らせ

大人になれる本を2014年から2025年まで長らくご愛読いただきまして、本当にありがとうございました。今回、ドメイン契約の終了およびサーバー移行に伴い、本来であれば全ての運営を終了し過去の記事も削除する予定でした。しかしながら、当時の仲間が...
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「ふるさと納税」の返礼品、シャインマスカットに不満の声が続出

ふるさと納税で返礼品として届くシャインマスカットの品質に関して、多くの問題がSNSで話題になっています。特に、山梨県甲州市のシャインマスカットについては、「傷んでいる」「品質が低い」といったクレームが相次いでおり、ツイッターでは「寄付したの...
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電車のマナーから見る日本人の不思議な姿勢

「日本人の電車の利用マナーが良い」とネットで話題になることがありますが、個人的にはその評価は半分正しくて、半分間違っているように感じます。すごく良いなと思ったのは、今日も見かけたのですが、混雑しているときに席が一つ空いても、すぐには座らず、...
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新入社員が知っておきたい「漢字で書いてはいけない言葉」とは

私は平凡な高卒で文章を書く機会が少なく、文章のルールについてあまり意識していませんでした。しかし、あるとき、東京大学院で文系の研究をしている方から「すべてを漢字で書くのは避けた方が良い」とアドバイスを受け、文章のルールに関心を持つようになり...
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男女トイレの平等と公平を問う、なぜ男性は不平等を感じるのか?

トイレは日常生活に欠かせないインフラですが、最近ではその設計や利用方法において「平等・公平・公正」が議論されています。梅田のエビスバーにて。あり得んわ、とおこったら、男性従業員が苦言呈するも聞き届けてもらえなかったと。追加注文せずに帰った。...
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「能登半島を復興させてはいけない」は暴論なのか

「能登半島を復興させてはいけない」という衝撃的な主張を目にしたとき、被災者に対してどうしてこんなにも酷いことを言えるのだろうと、まず疑問に感じました。特に、能登半島が故郷である人々にとって、復興を否定されるような発言は、信じがたい暴言のよう...
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LUUPに乗ると不採用?面接でループに乗っているかを聞かれた時の意図とは

就職活動をしていると、面接で思いもよらない質問をされることがあります。最近、SNSでも話題になっているのが、「ループ(LUUP)に乗っているか?」と聞かれるケースです。この質問に「はい」と答えたことで不採用になるケースがあるというツイートが...
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渋谷で焼肉屋を経営してみよう!意外に利益が出ない厳しい業種?

「焼肉屋でもハジめて一発儲けようや!」「とりあえず初期費用借り入れで、連帯保証人になってくれるだけでイイから」地元の少し怖い先輩に このような言葉で誘われたらどうしますか?焼肉屋を経営するというアイデアは、仮想通貨や投資のような実態が分かり...
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現代人は自室で”無意識”に脳を疲れさせているのか

最近、SNSで自分の部屋をオシャレにデコレーションしている人をよく見かけます。ポスターや写真、お土産やフィギュア、たくさんの雑誌やマンガなどで彩られた部屋は、見た目には楽しくて個性が表現されています。しかし、情報が多すぎると脳に負担がかかる...
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雑貨デザイン戦国時代:現代日本のデザイン模倣とその影響

現代の日本では、雑貨デザインがまるで「戦国時代」に突入しているかのように、多くのブランドやショップがしのぎを削り、様々なデザインが市場を席巻しています。特に注目すべきは、北欧を中心としたヨーロッパの高級デザインが、日本国内で大きな影響力を持...
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『眠れるジプシー女』は、何故マンドリンを弾きながら放浪しているのか

静かな深夜に、草原で横たわっている女性を片目で見るライオン、この絵をご存知でしょうか?この幻想的な絵は、アンリ・ルソーによる1897年の絵画『眠れるジプシー女』です。この作品は、ルソーの特徴的な幻想的な風景とミステリアスな構図で、見る者に多...
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なぜイスラエルはレバノンに地上侵攻を決断したのか?なるべく易しく解説

「イスラエル地上侵攻 緊張のレバノン、混乱必至 10万人以上出国 」Yahoo!ニュースこのようなニュースが連日報道されていますが、なぜこの地上侵攻が発生したのか、理解できない人もいるかもしれません。日本は中東と馴染みが深くないこともあり、...
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Bill Evansが描く秋の風景『枯れ葉』が時代を超えて愛される理由

ジャズの名曲の中でも、Bill Evans(ビル・エヴァンス)が演奏する「枯れ葉(Autumn Leaves)」は、特に有名で、多くの人が一度は耳にしたことがあるはずです。日本においても、ジャズの代表的なアーティストといえば、エヴァンスやジ...
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大量調達だけじゃない!『ほっともっと』のお弁当が安い理由

『ほっともっと』は、日本全国で親しまれている持ち帰り弁当チェーンで、そのおいしさや手軽さだけでなく、リーズナブルな価格も多くの消費者に支持されています。私自身、最近までほっともっとを食べたことがなかったのですが、一番安い「のり弁当」を頼んで...
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時代背景を描く難しさ、漫画におけるリアリティの追求

最近Twitterで、漫画の一コマのスクリーンショットとともに、その時代には存在しないものが描かれていると指摘するツイートを見かけることが増えています。1983年に謎に小さめのアルファード所有してる家族の少女が普通なわけないでしょ pic....
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田舎に住むと家具が被る?インテリア選びの難しさ

都会に引っ越して最も感動したことの一つは、商品選択肢が圧倒的に広がることです。カバー写真は、静岡で初めて一人暮らしをしたときに適当に買った家具です。店の種類が少ないので、その中から自分の好きなデザインを見つけるのが精一杯でした……。(201...
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本が好きな人「夢の本棚」はなぜ炎上したのか

「建築知識10月号」という本がSNSで大炎上しています。個人のアカウントではなく、株式会社エクスナレッジという出版社が発行しているもので、こうした専門書のアカウントが炎上するのは珍しいです。本が好きな人、集合ーーー!!!本好きさんなら誰もが...