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なぜ日本では「家葬」が少なくなったのか

以前、友人の家を訪れたときに少し驚いたことがありました。玄関に大きな胡蝶蘭が飾られていたのです。「誰かお店でもオープンしたの?」と聞くと、「おばあちゃんが90歳になったので、そのお祝いで定期的にこうして玄関に胡蝶蘭を飾る文化があるんだよ」と...
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なぜイランで抗議デモが激化し、死者が急増しているのか

ここ数カ月、イランの抗議デモについてのニュースが増えています。私自身あまり詳しくなかったので、この背景について調べて簡単にまとめてみました。長年積み重なった不満1つ目は、イランでは形式上は選挙がありますが、実際には宗教指導者を頂点とする体制...
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ニュースは斜めに読んだ方がいいかもしれない

ニュースの第一印象はどこから来るのかさて、先日のトランプ政権による南米ベネズエラへの軍事作戦で、「マドゥロ大統領を拘束した」というニュースについて、皆さんはどのような感覚を持たれたでしょうか。ロイター通信経由で日本の報道機関が配信した記事の...
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なぜモーツァルトのレクイエムにはラテン語とギリシャ語が混在しているのか?

キリエ・エレイソンはラテン語ではなかったネットサーフィンをしていると、「キリエ・エレイソンはギリシャ語である」と書かれた記事を目にして驚きました。というのも、レクイエム ニ短調 K.626の歌詞は全体としてラテン語で書かれており、途中に三回...
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なぜ司法書士は対応が冷たいと感じられるのか

司法書士に相談した際、「事務的で冷たい」「距離を感じる」と思った経験を持つ方は少なくないと思います。しかしそれは、個人の性格というより、司法書士という職業が持つ構造的な制約から来ている場合が多いように感じます。私自身も実際に相談してみて、「...
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「東京のラグジュアリーホテル」は最高級ホテルではない?

近年、Twitterやショート動画を中心としたSNS上には、超豪華な高級ホテルの写真や動画が日常的に流れてくるようになりました。窓一面に広がる海、高層階から見下ろす東京の夜景、広大なリビングスペースに配置された巨大なソファ。それらに対して「...
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ベネズエラはなぜ問題になるのか

日本からは見えにくい国、ベネズエラという存在皆さん、ベネズエラという国をご存じでしょうか。日本人にとっては、正直あまり馴染みのない国だと思います。世界地図の中で正確に場所を指し示せる人は、学生時代に地理が得意だった人に限られるかもしれません...
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凧揚げの記憶

みなさんは、凧揚げをしたことがありますでしょうか。おそらく40代以上、あるいは50代以上の方であれば、子どもの頃に空き地で凧揚げをした記憶がある人も多いのではないかと思います。私は30代後半ですが、幼い頃に何度か、祖父と一緒に凧揚げをして遊...
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2026年、新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。ついに2026年を迎えましたね。ついこの間、2020年を迎えてドキドキしていた気がするのですが、そこから5年が経つのは本当にあっという間でした。いつの間にか後半戦、というよりも下半期に差しかかり、気がつけ...
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鍛錬の年……今年一年を振り返って

さて、ついに大晦日がやってきました。皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。年を重ねると時間が経つのが早くなると言われますが、私自身もまさにその通りで、今年は体感的には三ヶ月ほどしか経っていないのではないか、と思うほどでした。春が...
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ここまで違う、日本とヨーロッパのクリスマス文化

Buon Natale!日本のクリスマスといえば、プレゼント交換やパーティー、イベントといった華やかなイメージが強いと思います。日本人の多くはキリスト教徒ではありませんが、不思議なことに12月24日は一年の中でも特別な日として扱われ、お正月...
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静岡パルコ閉店後はどうなるのか ― 若者の街としての役割を終えた静岡中心街の行方

2025年11月、長年静岡の若者文化を支えてきた「静岡パルコ」が、2027年1月末をもって閉店すると発表しました。静岡パルコ 2027年1月末をもって閉店を発表 「今後の商業環境の変化を中長期視点にて慎重に検討」 西武百貨店 静岡店跡を大幅...
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なぜ佐藤オオキ氏(デザインオフィス nendo)は再度炎上したのか? コーヒーのMがLになる不思議

ローソンの「マチカフェ」コーヒーカップに印字された大きな「L」ロゴが、サイズのLと誤認される問題がSNSで大きな話題になりました。Mサイズを頼んだのに、カップには堂々と「L」。これを見て「店員が間違えた?」と困惑する投稿が相次ぎ、人気お笑い...
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中国発祥のキャラクター「ラブブ(LABUBU)」から見える知的財産の壁

中国発祥のラブブ(LABUBU)をご存知でしょうか。日本でもここ数年で大ヒットしていて、電車に乗ると、このちょっと怖い顔をしたキャラクターグッズをカバンに下げている人をよく見かけますよね。バスの中などでも小学生くらいの女の子がこのキャラクタ...
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36歳、初めてのボランティアで出会った“善良な市民たち”

初めてのボランティアで出会った“善良な市民たち”私は36歳にして、初めてボランティアに参加してきました。地域のイベントで、数日間にわたって活動するものでした。これまでボランティアには関心がなかったのですが、ひょんなことから初めて参加してみる...
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「OTC類似薬の保険外し」論争を考える──薬価138円の軟膏が2,000円になる理由と、制度の歪み

最近、医療界や政策の場で「OTC類似薬(市販薬と成分が同じ薬)の保険適用を外すべきかどうか」という議論が再び注目を集めています。ヒルドイドやリンデロンなど、アトピーや湿疹、かゆみ止めに使われる薬がその対象として名前が挙がることも多く、生活に...
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攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 4K リバイバル上映の感想

新しい観客たち10月31日から2週間限定で全国84館にてリバイバル上映されている『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』4Kリマスター版を見てきました。料金は1600円で、劇場によっては4Kではなく2K上映のところもあるようです...
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生成AIをドラマ制作に導入する時代へ──その「便利さ」の裏に潜む大きな問題

2025年10月30日、TBSが発表したニュースは大きな注目を集めました。人気ドラマ『VIVANT』の続編制作において、Googleの生成AI「Veo 3」を用いた映像生成を導入するというものです。TBSによると、この取り組みは「業務効率の...
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「SHEINと同じ」と言われたアクセサリーポーチ騒動に見る、OEM製造の誤解

とあるアクセサリー関連の事業者が「自社オリジナルのジュエリーポーチの試作品が完成した」と報告したところ、別の一般ユーザーがその投稿を引用し、「SHEINで330円くらいで買えるものと全く同じです!」と指摘したのです。この発言が拡散され、「特...
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なぜラジオはつまらないと感じるのか ― 「退屈」と「心地よさ」を分ける境界線を考える

私は昔からラジオというものが苦手でした。「退屈」「何も得ない」「聞いていても頭に何も残らない」「時間を無駄にしている」そんな印象が長年続いていました。しかし最近、その理由がはっきりとわかってきました。単に“好みの問題”ではなく、ラジオという...
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独身男性が家を買ってはいけない理由とは

最近、SNSやTwitterなどで「交際相手のいない男性が家を買う」という話題をよく見かけます。彼らの多くはこう言います。「自分は車も持っているし、家も持っている。仕事も頑張っている。なのになぜ結婚相手が見つからないのか?」確かに、その主張...
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最近話題の「地雷盛りライン」メイクの発祥とは?歌舞伎のようでアニメのような、新時代メイクの考察

さて今回は、日本の若い女性たち、特に10代から20代前半くらいの世代で見かけるようになった、ちょっと特徴的なメイクについてのお話です。街を歩いていても、SNSを見ていても、「あれ?なんだか目元の印象がすごく独特だな」と感じることはありません...
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「メルカリハロ」終了に見るUI・UXの失敗構造、なぜスキマバイト市場で生き残れなかったのか

12月で終了する「メルカリハロ」――わずか1年半の短命サービス2025年12月、メルカリが提供するスキマバイトサービス「メルカリハロ」が終了します。【重要】「メルカリ ハロ」サービス終了に関するお知らせメルカリは公式発表で「市場環境の変化や...
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「潜水艇タイタン」事故の真相 ― NTSB報告が示した爆縮の原因

皆さんは、2023年に世界中を騒がせた深海事故、潜水艇「タイタン」沈没事故を覚えていらっしゃるでしょうか。当時、ニュースでは「タイタニック号の残骸を目指して潜航中に消息を絶った」と報じられ、わずか5人の乗員を捜すために、アメリカ・カナダ・フ...
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ランダム商法が生んだ構造的問題――転売屋とファンの境界はどこにあるのか

近年、「転売屋」という言葉はすっかり日常的に使われるようになりました。SNSでトレンド入りすれば、たいていの場合はネガティブな文脈で語られます。「本当に欲しい人の手に届かない」「高額な値段で売りつける悪質な存在」といった認識が強く、私自身も...
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NHK「時論公論」は本当に客観的か? ワクチン政策をめぐるアメリカ解説を見て考えたこと

私は普段、ほとんどテレビを見ない生活を送っています。昨日、久しぶりに飲食店でNHKの放送を目にする機会がありました。そのとき放送されていたのが「時論公論」。テーマは「ワクチン政策の混乱 分断されるアメリカ」でした。一見すると冷静に事実を整理...
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CDを買うという体験を振り返る 〜ストリーミング時代に失われつつあるもの〜

皆さんは「CDを買ったこと」がありますでしょうか?おそらく25歳以上の方であれば、多かれ少なかれCDを購入した記憶を持っているのではないかと思います。特に1970年代から80年代に生まれた世代にとっては、思春期から社会人になるまでの長い時間...
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コカ・コーラ200円時代に考える「初任給の価値」と物価の歩み

2025年の秋、ついに自動販売機で売られている500mlペットボトルのコカ・コーラが200円に到達しました。かつては「150円で買えるのが当たり前」と思われていた時代を知っている世代からすると、数字のインパクトは小さくありません。飲料の値上...
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多様性の受け入れのパラドックス

昨夜のニュースでは、作家J.K.ローリングさんの長文ポストが話題となり、20万件以上の「いいね」や数万件のリツイートが寄せられていました。内容としては、映画『ハリー・ポッター』シリーズに出演した俳優たち、特にエマ・ワトソンさんのような著名人...
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なぜ今、日本でMBTIやLove Type 16が流行しているのか?

若い女性が流行をつくる構造は昔から変わらない日本の流行の中心は、昔も今も10代から20代前半の女性です。特徴的なのは、若い女性が盛り上げたブームが徐々に20代後半や30代の男女へ広がり、やがて40代、50代にまで波及していくというパターンで...